【J1展望】柏×G大阪|難攻不落の日立台。柏は無敗記録を伸ばせるか

2016年07月22日 サッカーダイジェスト編集部

柏――ポイントは夏場の戦い方。下平監督の采配にも注目だ。

故障者/柏=今井、手塚 G大阪=なし
出場停止/柏=なし G大阪=なし
五輪帯同による欠場/柏=中村 G大阪=藤春、井手口

J1リーグ・2ndステージ5節
柏レイソル – ガンバ大阪
7月23日(土)/19:00/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
2ndステージ成績(4節終了時):8位 勝点7 2勝1分1敗 5得点・5失点
年間成績(21試合終了時):8位 勝点31 8勝7分6敗 25得点・26失点
 
【最新チーム事情】
●中村がリオ五輪出場のためチームを離れる。代役は桐畑が濃厚。
●U-19日本代表候補のトレーニングキャンプに中山、滝本、2種登録の古賀が参加。ソニー仙台との練習試合に出場した。
●エデルソンがヴァスコ・ダ・ガマ(BRA)に期限付き移籍
 
【担当記者の視点】
 前節のFC東京戦は「前半は今季のワーストゲーム」(下平監督)だったが、パスサッカーに固執せずに、守備を徹底し勝利を収めた。ベテランの栗澤も「まだまだだけど、少しずつ〝勝ち癖″がついてきた」と手応えを感じているようだ。
 
 今節のポイントとなるのは、運動量の低下が目立つ夏場の戦い方だ。大谷は「自分たちのサッカーができないときにも勝てるチームにならなければいけない」と理想を語る。勝負に徹した前節の戦い方を活かせるか。
 
 続出していた怪我人も先週から今週にかけて復帰。大津、武富、茨田ら主力級の選手たちはすでにフルメニューをこなしている。充実の陣容をどう生かすのか。下平監督の采配にも注目だ。
 
 勝点1差で年間6位につけるG大阪には、第1ステージにアウェーで勝利。2012年からは公式戦8勝1分1敗、とりわけホームでは3勝1分と無敗を誇る。相性の良い相手にきっちり勝って上位を追走したい。

次ページG大阪――2試合連続スコアレスドロー。効果的な仕掛けの回数をどれだけ増やせるか。

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