柏指揮官に猛アピールできるような材料を
コンディション面を考慮すれば、香港戦の1トップ先発は細谷ベストチョイスと言えるだろう。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
韓国で開催されている2025年E-1選手権で連覇を目ざしている日本代表。7月8日に初戦の香港戦を迎える。
川﨑颯太(京都)が海外移籍のために、西村拓真(町田)が脳震盪で辞退し、代わりに田中聡(広島)と原太智(京都)の追加招集が決定。彼らは7日深夜に到着した模様だが、初戦の出場は難しそう。香港戦は24人の戦力で乗り切らなければならないだろう。
日本としては格下相手とのゲームということで、確実にゴールを奪って白星を挙げるのがノルマ。7日に中国との初戦を戦った韓国は3-0で圧勝しており、それ以上の得点差をつけてスタートできれば理想的だ。
そこで注目されるのが、1トップの人選だ。今回のメンバーを見ると、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の経験者である細谷真大(柏)を軸に、チームメイトの垣田裕暉(柏)、30歳で代表初選出のジャーメイン良(広島)、ACLE準優勝の経験を持つ山田新(川崎)らが名を連ねている。厳密に言うと、宮代大聖(神戸)も最前線をこなせるが、今回は2シャドーの一角が主戦場になるだろう。
となれば、初戦は上記4人から選ばれることになりそうだが、5日に行なわれたJ1で試合出場時間が最も短いのが細谷。彼はFC東京戦で86分から途中出場。疲労がなく、良いコンディションでゲームに挑めるはず。他の3人に比べて森保一監督の戦術理解度が高く、最前線でやるべきタスクを確実に遂行できる。
2列目に陣取ると見られる相馬勇紀(町田)や宮代、中村草太(広島)、大関友翔(川崎)らとの連係面はやや不安視されるものの、賢いポジショニングや敵を背負ってのボールキープなどは問題ない。そういう意味でも、今回は細谷がベストチョイスと言えるのではないか。
川﨑颯太(京都)が海外移籍のために、西村拓真(町田)が脳震盪で辞退し、代わりに田中聡(広島)と原太智(京都)の追加招集が決定。彼らは7日深夜に到着した模様だが、初戦の出場は難しそう。香港戦は24人の戦力で乗り切らなければならないだろう。
日本としては格下相手とのゲームということで、確実にゴールを奪って白星を挙げるのがノルマ。7日に中国との初戦を戦った韓国は3-0で圧勝しており、それ以上の得点差をつけてスタートできれば理想的だ。
そこで注目されるのが、1トップの人選だ。今回のメンバーを見ると、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の経験者である細谷真大(柏)を軸に、チームメイトの垣田裕暉(柏)、30歳で代表初選出のジャーメイン良(広島)、ACLE準優勝の経験を持つ山田新(川崎)らが名を連ねている。厳密に言うと、宮代大聖(神戸)も最前線をこなせるが、今回は2シャドーの一角が主戦場になるだろう。
となれば、初戦は上記4人から選ばれることになりそうだが、5日に行なわれたJ1で試合出場時間が最も短いのが細谷。彼はFC東京戦で86分から途中出場。疲労がなく、良いコンディションでゲームに挑めるはず。他の3人に比べて森保一監督の戦術理解度が高く、最前線でやるべきタスクを確実に遂行できる。
2列目に陣取ると見られる相馬勇紀(町田)や宮代、中村草太(広島)、大関友翔(川崎)らとの連係面はやや不安視されるものの、賢いポジショニングや敵を背負ってのボールキープなどは問題ない。そういう意味でも、今回は細谷がベストチョイスと言えるのではないか。
細谷の現状に言及すると、代表実績ではややリードがあるものの、柏で控え中心というのはネガティブな要素と言わざるを得ない。得点数こそ、垣田と同じ5点ではあるが、代表で生き残り、コアメンバー入りを果たそうと思うなら、やはりクラブでも絶対的存在になることが肝要だ。
本人もそれを強く認識しているに違いない。今回のE-1選手権の3試合で目覚ましい結果を残し、リカルド・ロドリゲス監督に猛アピールできるような材料を提示することが、彼に課せられた課題と言える。
一方で、細谷からクラブで定位置を奪っている垣田も出場の可能性はありそうだ。彼の場合、高さで勝負できる優位性があり、局面のバトルにもめっぽう強い。右ウイングバックで久保藤次郎(柏)が出る場合は、ホットライン形成でゴールも期待できる。
そのメリットを森保監督がどう判断するかは気になるところ。ただ、直近の公式戦に長い時間出ていて、疲労があるのは懸念材料。ゆえに、彼は12日の第2戦・中国戦で先発するかもしれない。
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本人もそれを強く認識しているに違いない。今回のE-1選手権の3試合で目覚ましい結果を残し、リカルド・ロドリゲス監督に猛アピールできるような材料を提示することが、彼に課せられた課題と言える。
一方で、細谷からクラブで定位置を奪っている垣田も出場の可能性はありそうだ。彼の場合、高さで勝負できる優位性があり、局面のバトルにもめっぽう強い。右ウイングバックで久保藤次郎(柏)が出る場合は、ホットライン形成でゴールも期待できる。
そのメリットを森保監督がどう判断するかは気になるところ。ただ、直近の公式戦に長い時間出ていて、疲労があるのは懸念材料。ゆえに、彼は12日の第2戦・中国戦で先発するかもしれない。
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