【日本代表の予想布陣】12人が初招集!E-1連覇に挑む森保ジャパンの陣容はどうなる? 右WBは横一線。エース候補は…

2025年07月04日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

長友は2年半ぶりの出場機会がようやく訪れるか

E-1選手権に挑む日本代表の予想布陣。(C)SOCCER DIGEST

 7月7日に韓国で開幕する東アジア選手権(E-1選手権)に臨む日本代表のメンバー26人が、3日に発表された。

 国際Aマッチウィークではないため、海外組は招集できず、国内組のみの編成となった。12人が初選出というフレッシュなメンバーとなったなか、どんな布陣を組むのか。メンバー発表後の記者会見で、森保一監督が採用を明言した基本システムの3-4-2-1で考えてみたい。

 まずGKは、常連組の大迫敬介(サンフレッチェ広島)が序列の最上位なのは間違いない。ただ、3試合あるため、ともに初代表の早川友基(鹿島アントラーズ)とピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋グランパス)にもチャンスを与える可能性はある。

 3バックは、植田直通(鹿島アントラーズ)、荒木隼人(サンフレッチェ広島)、古賀太陽(柏レイソル)、安藤智哉(アビスパ福岡)、綱島悠斗(東京ヴェルディ)の5枚で回していくことになるだろう。軸になるのは、2018年ワールドカップのメンバーである植田だ。

 並びはクラブでも3バックの中央でプレーしている荒木と古賀をそのポジションに配したが、ユーティリティな後者が左に回るかもしれない。

【画像】韓国で開催されるE-1選手権!国内組26人で挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 ダブルボランチは、経験のある川辺駿(サンフレッチェ広島)と稲垣祥(名古屋グランパス)、若手の川﨑颯太(京都サンガF.C.)と宇野禅斗(清水エスパルス)の4枚。なかでも、代表6キャップの川辺には、守田英正(スポルティング)のようにゲームをコントロールする役目が求められる。

 右ウイングバックの候補は、代表経験が浅い選手ばかりで、佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)、望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、久保藤次郎(柏レイソル)が横一線。それぞれタイプが違うため、対戦相手や状況によって使い分けていくことになるだろう。

 左ウイングバックは、前回大会で活躍し、カタール・ワールドカップを経験した相馬勇紀(FC町田ゼルビア)と6月シリーズで代表デビューを飾った俵積田晃太(FC東京)の争い。38歳の長友佑都(FC東京)は2年半ぶりの出場機会がようやく訪れるか。
 

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