「めちゃくちゃスピードが速くて、プレッシャーも速かった」
24-25シーズンは英2部のQPRで奮闘した斉藤。(C)Getty Images
2020年12月末に、アカデミー時代から在籍した横浜FCを離れ、ベルギー2部のロンメル、オランダ1部のスパルタ・ロッテルダムで欧州でのキャリアを築いてきた斉藤光毅。彼が2024年夏に赴いた3つ目のクラブが、イングランド・チャンピオンシップのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)だった。
同クラブはロンドンに本拠地を置く古豪。2010年代にはパク・チソンやジュリオ・セザールなどのビッグネームがプレーした時期もあったが、2015-16シーズン以降はチャンピオンシップに定着している状況だ。
ホームスタジアムのロフタス・ロードは、稲本潤一が2002年日韓ワールドカップ直後にレンタル移籍した際、フルアムの暫定ホームとなっていた。同年8月のインタートトカップ(現カンファレンスリーグ相当)決勝のボローニャ戦でハットトリックしたのもこの地だった。
2001年生まれの斉藤は20数年前の歴史を知る由もないが、「メッチャ良いスタジアムですよね。ピッチと観客席の距離が近いし、広すぎず、少し古い感じがして味がある。相手チームもやりづらそうだったし、あそこがホームで良かったなという感じはありました」と嬉しそうに語っていた。
この地で1シーズンを戦い抜いた斉藤は、サッカーの"母国"で何を学んだのか。自分自身がどう変化したのか。そして日本代表入りへのビジョンは? そのあたりを今回、単独インタビューで赤裸々に語ってくれた。
――◆――◆――
「QPRへのレンタルが決まったのは、パリ五輪の直後の8月中旬。すでにリーグが開幕していて、新天地への適応はメッチャ難しかったです。いきなり試合という感じで、何が何だか分からない感じのスタートだったので、正直、かなりの戸惑いはありました。
それでも直前まで五輪で試合をやっていたし、コンディションは悪くなかったですね。デビュー戦だった8月17日のシェフィールド・ユナイテッド戦は途中出場でしたが、アシストもできました。序盤は落ち着かなかったのですが、良い入りはできたと思います」と斉藤は約1年前を冷静に述懐する。
同クラブはロンドンに本拠地を置く古豪。2010年代にはパク・チソンやジュリオ・セザールなどのビッグネームがプレーした時期もあったが、2015-16シーズン以降はチャンピオンシップに定着している状況だ。
ホームスタジアムのロフタス・ロードは、稲本潤一が2002年日韓ワールドカップ直後にレンタル移籍した際、フルアムの暫定ホームとなっていた。同年8月のインタートトカップ(現カンファレンスリーグ相当)決勝のボローニャ戦でハットトリックしたのもこの地だった。
2001年生まれの斉藤は20数年前の歴史を知る由もないが、「メッチャ良いスタジアムですよね。ピッチと観客席の距離が近いし、広すぎず、少し古い感じがして味がある。相手チームもやりづらそうだったし、あそこがホームで良かったなという感じはありました」と嬉しそうに語っていた。
この地で1シーズンを戦い抜いた斉藤は、サッカーの"母国"で何を学んだのか。自分自身がどう変化したのか。そして日本代表入りへのビジョンは? そのあたりを今回、単独インタビューで赤裸々に語ってくれた。
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「QPRへのレンタルが決まったのは、パリ五輪の直後の8月中旬。すでにリーグが開幕していて、新天地への適応はメッチャ難しかったです。いきなり試合という感じで、何が何だか分からない感じのスタートだったので、正直、かなりの戸惑いはありました。
それでも直前まで五輪で試合をやっていたし、コンディションは悪くなかったですね。デビュー戦だった8月17日のシェフィールド・ユナイテッド戦は途中出場でしたが、アシストもできました。序盤は落ち着かなかったのですが、良い入りはできたと思います」と斉藤は約1年前を冷静に述懐する。
すでに欧州で3シーズン半を過ごしていた彼の国際経験値は高かった。キック&ラッシュの伝統を今に引き継いでいる母国には特有の難しさがある。縦の速さやプレッシャーの激しさは、斉藤がベルギーやオランダでは感じたことがないほどだったという。
「チャンピオンシップはめちゃくちゃスピードが速くて、プレッシャーも速かったので、なかなか技術が出せなかったですね。
最初の頃は『オランダの方がうまい』と思いましたが、徐々に『プレッシャーが違うからそう感じるのかもしれない』と考えるようになりました。凄まじい勢いで削りに来るし、1対1で勝負させてもらえる時間があまりないというか、真正面からぶつかってきて、一気に潰されてしまうことが結構ありました。
『チャンピオンシップは世界一タフなリーグ』と言われますけど、それだけのものはあるなとプレーするたびに痛感しましたね」
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「チャンピオンシップはめちゃくちゃスピードが速くて、プレッシャーも速かったので、なかなか技術が出せなかったですね。
最初の頃は『オランダの方がうまい』と思いましたが、徐々に『プレッシャーが違うからそう感じるのかもしれない』と考えるようになりました。凄まじい勢いで削りに来るし、1対1で勝負させてもらえる時間があまりないというか、真正面からぶつかってきて、一気に潰されてしまうことが結構ありました。
『チャンピオンシップは世界一タフなリーグ』と言われますけど、それだけのものはあるなとプレーするたびに痛感しましたね」
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