磐田-川崎のアグレッシブな激闘は1-1ドロー! 両指揮官はともに「次につながるゲーム」

2016年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤までともにチャンスを作り出すも決定打は出ず。

64分に同点ゴールを挙げた小林。今季10点目を奪った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1・第2ステージ4節]磐田 1-1 川崎 7月17日/ヤマハ

 激しく攻め合った両者が1ゴールずつを奪い、試合は引き分けに終わった。年間首位を走る川崎が持ち前のポゼッションを活かした攻撃を見せれば、磐田もスピーディーな展開で再三チャンスを作り出した。

 試合が動いたのは後半。53分、磐田は左サイドから崩し、ディフェンスの裏に走り込んだ川辺の低いクロスに、ジェイが左足を振り抜き、ゴールネットに突き刺す。磐田がエースの一発で先制する。

 しかし64分、川崎はボール奪取からすばやくつなぎ、大島のスルーパスに小林がタイミング良く反応。前に出てきたGK志村をかわすループショットで同点とする。

 1-1となった後も、激しく攻め合う展開となったが、磐田は太田のシュートがクロスバーを直撃。一方の川崎も三好がエリア内でのシュートをDFにブロックされるなど、ともに好機を活かしきれない。結局、試合は1-1の引き分けに終わった。

 試合後、川崎の風間監督が「仕留めるチャンスはあった。残念な1-1だったが、次につながるゲームだった」と語れば、磐田の名波監督も「内容は次につながるものだった。チャンピオンを狙う相手に90分のなかで攻守ともにチャレンジできた」と、両指揮官ともにドローを「次につながる」とポジティブに捉えた。
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