【J1展望】甲府×鹿島|甲府は新戦力・ドゥドゥの先発が有力。第1ステージ王者から金星なるか?

2016年07月16日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――前節の磐田戦で見せた堅守で、再び無失点を狙う。

故障者/甲府=山本、ニウソン、チュカ、B・セレスキー 鹿島=なし
出場停止/甲府=なし 鹿島=なし

J1リーグ2ndステージ・4節
ヴァンフォーレ甲府-鹿島アントラーズ
7月17日(日)/18:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(3節終了時):15位 勝点1 0勝1分2敗 0得点・4失点
年間成績:17位(20試合終了時) 勝点16 3勝7分10敗 18得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●新助っ人のFWドゥドゥが、今節から出場可能に。佐久間GM兼監督は先発起用を示唆。
●鹿島については「カイオが抜けた分、ロングカウンターの脅威は減ったものの、コンビネーションの質や、切り替えの速さ、精度が高まっている」(佐久間GM兼監督)と警戒。
●尾骨を負傷している松橋の出場は微妙。また津田も磐田戦で左足を痛めており、金曜日の練習は別メニュー。
●別メニュー調整が続いていた盛田、保坂が全体練習に合流。
 
【担当記者の視点】
 前節の磐田戦は、5試合ぶりの無失点で引き分けた。「勝点1を得たのも大事だけど、失点を0で抑えられたのは収穫」(新井)と言うように、粘り強い守備力を取り戻した事実は、ポジティブに捉えられる。
 
 今節もその守備力に注目だ。各々が身を粉にしながら、果たして第1ステージ王者の鹿島をどこまで渡り合えるか。金崎、土居を筆頭とする鹿島のアタッカーを抑えるのは難しいミッションとはいえ、磐田戦の堅守を発揮できれば2試合続けての無失点も不可能ではないだろう。
 
 一方前線では、今月5日に獲得したばかりのドゥドゥがスタメンに名を連ねる可能性がある。チーム合流後1週間あまりで味方との連係に不安は残るものの、持ち味のシュートセンスや突破力で打開を狙う。

次ページ鹿島――打開力に優れる杉本が攻撃を活性化。

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