【J1展望】FC東京×柏|ムリキとN・バーンズの2トップがハマれば…。リオ五輪代表のGK中村の牙城を崩したい

2016年07月16日 サッカーダイジェスト編集部

FC東京――守備の再建が目下の課題だろう。

故障者/FC東京=石川、阿部 柏=今井、茨田
出場停止/FC東京=なし 柏=なし

J1リーグ2ndステージ・4節
FC東京-柏レイソル
7月17日(土)/19:00/味の素スタジアム
 
FC東京
2ndステージ成績(3節終了時):9位 勝点3 1勝0分2敗 4得点・5失点
年間成績(20試合終了時):9位 勝点26 7勝5分8敗 20得点・23失点
 
【最新チーム事情】
●前節の福岡戦は後半のアディショナルタイムに逆転されて敗戦。
●その福岡戦でリオ五輪代表の室屋が先発、中島が途中出場。
●福岡戦の翌日はムリキが別メニュー。ただし、柏戦でのスタメンは濃厚。
 
【担当記者の視点】
 アウェーで福岡に敗れたものの、ムリキとN・バーンズの2トップを中心にメンバー構成には大きな変更がなさそうだ。その福岡戦では河野に加えて、途中出場の平山と中島の3人が攻撃のリズムを作っていた。選手交代を含め、どんなユニットを形成するかがポイントになりそうだ。
 
 第1ステージの浦和戦、第2ステージの鳥栖戦、そして前節の福岡戦と逆転負けが目立つ。アディショナルタイムでの失点も多く、集中力が問われる。ムリキとN・バーンズの2トップはまずまず機能しているだけに、守備を再建したい。
 
 ディフェンスを整えたうえで2トップを軸としたカウンターが上手くハマれば、試合運びは安定するはず。直近5試合は白星と黒星が交互と、どこかバタついている印象もあるので、このあたりで自信を取り戻して第2ステージ制覇に邁進したい。

次ページ柏――19歳の中山、20歳の中谷らが、経験値の差をいかに埋めるか。

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