前田大然と旗手怜央が所属するスコットランドの名門セルティックが、新たに日本人選手を獲得するかもしれない。

　地元紙『The Herald』は６月15日、セルティックがアルビレックス新潟のDF稲村隼翔を獲得する「準備をしている」と報じた。

　東洋大在学中の昨季、特別指定選手としてJリーグデビューを飾っていたとはいえ、プロ１年目の23歳を補強する動きに、現地は騒然。複数のメディアがこのレフティを紹介する記事を掲載した。

　そのなかのひとつ、『FOOTBALL TRANSFERS』は「セルティック、衝撃の移籍でポステコグルー路線へ」と見出しを打ち、「セルティックは今夏の移籍市場に参入する際に、アンジェ・ポステコグルーの戦略を参考にする準備ができている」と伝えた。

「ポステコグルー監督はグラスゴーに初めて来た時、Jリーグから選手を獲得して大きな印象を残したが、現在の監督であるブレンダン・ロジャーズも同様の道を歩む準備ができている」

「セルティックはすでに日本人選手の獲得で大きな成功を収めており、前田大然、旗手怜央、古橋亨梧といった選手がここ数シーズン、このクラブで活躍している。これらの獲得の立役者はビッグ・アンジェだった」

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　また、『THE SCOTTISH Sun』紙も「セルティックは今夏の移籍市場で万能型の日本人ニュースターを狙う」と報道した。

「彼はアジア市場から加わる最新の逸材になるかもしれない。セルティックは多才な日本の新星、イナムラを夏の新たな移籍ターゲットの一人に選んだ」

　正式契約となるのか。今後の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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