FC東京に悪夢再び…90+2分の失点で年間最下位の福岡に敗戦

2016年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京はチャンスを決めきれず。最後の最後に福岡が決勝点。

濱田がアディショナルタイムに決勝点。福岡が今季初の逆転勝利を収めた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1第2ステージ3節]福岡2-1FC東京 7月13日/レベスタ
 
 J1第2ステージ3節の福岡対FC東京は7月13日、レベルファイブスタジアムで行なわれ、福岡が2-1で勝利した。
 
 ドラマが待っていたのは、1-1で迎えたアディショナルタイムだ。
 
 50分にFC東京の橋本が先制点を挙げ、60分に福岡の城後が同点弾を沈めて迎えた90+2分。右サイドから上がったCKをウェリントンが落とし、濱田がプッシュして決勝点を沈めた。
 
 土壇場で試合をひっくり返した福岡は、9試合ぶりの勝点3。J1残留に向け、大きな転機になり得る貴重な勝利を手にした。
 
 福岡の井原監督は、「這い上がっていくしかない状況で、選手が勝利のためにひとつになって90分間、集中力を保った。逆転勝ちは今季初めて。選手が諦めずにやってくれた結果だと思う」と喜びを語った。
 
 一方のFC東京は、第2ステージ1節の鳥栖戦に続き、アディショナルタイムに失点して逆転負け。鳥栖戦と同じく、再三に渡る決定機を決め切れずに、最後の最後で守備が決壊した形だ。
 
 FC東京の城福監督は、「悔しいですし、勝ってサポーターと帰りたかったが、それができずに残念です。決められないのであれば、点を与えてはいけなかった」。
 
 ショックな敗戦に悔しさが滲み出ていたが、「しっかり反省して次につなげたい。勝ち切る試合を、次の試合に皆さんにお見せしたい」と前を向いた。
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