なぜ久保建英にキャプテンマークを託したのか。森保一監督が理由を明かす「同世代の選手が多く招集されるなかで…」【日本代表】

2025年06月10日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

主将・遠藤も先発に名を連ねるなかで

インドネシアに6発快勝の日本代表。試合後に森保監督は選手たちを称えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 森保一監督が率いる日本代表は6月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節で、インドネシア代表とホームで対戦した。

 久保建英がキャプテンマークを巻いた一戦で、日本は15分に鎌田大地、19分に久保、45+6分に再び鎌田がネットを揺らし、前半だけで3点をリードする。

 後半も攻撃の手を緩めない日本は、55分に森下龍矢、58分に町野修斗、80分に細谷真大がゴールを奪い、6-0で快勝した。
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 試合後の会見で、森保監督は「勝ったことはもちろん、選手たちが常に積極的に、アグレッシブにゴールに向かって行くプレーや、局面局面で激しく、厳しく、粘り強くという部分を出してくれて、勝利に繋げてくれた」と振り返った。

 また、チームの主将の遠藤航も先発。そのなかで、久保にキャプテンマークを託した理由を訊かれると、指揮官は「昨日までどうしようか迷っていました」としたうえで、次のように明かした。

「今回の活動前のメンバー発表の時に、タケには同世代の選手が多く招集されるなかで、リーダーとしての姿勢を見せてほしいという期待について、話をさせていただきました。なので、できればキャプテンマークを巻いてもらおうと思って、航と相談して決めました。本人に伝えたのは、今日の昼食の前です」

 ちなみに久保は「円陣だったり、声の掛け方の一つひとつのところでテンパッてしまって、遠藤選手の偉大さを気付かされました」と感想を述べていた。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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