鹿島が危なげなく2連勝。泥沼の名古屋はクラブワーストの11戦未勝利

2016年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半に2点を奪い、後半終了間際にトドメの3点目。

中村(13番)のゴールで先制し、山本(16番)が追加点。前半に2点を奪った鹿島は、試合終了間際にも鈴木がゴールを奪い、3-0で名古屋を下した。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1第2ステージ3節]鹿島3-0名古屋 7月13日/カシマ
 
 J1第2ステージ3節の鹿島対名古屋は7月13日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が3-0で勝利した。
 
 鹿島はルーキーの垣田が2トップの一角でJデビュー。名古屋は夏に加入したハ・デソン、扇原、酒井が揃ってスタメンに名を連ね、出場停止のイ・スンヒに代わって明神がボランチに入った。
 
 試合は開始早々の6分に動いた。右サイドからペナルティエリア内にスローインが入ると、これを名古屋の明神がクリアミス。鹿島の土居が素早く反応して逆サイドにボールを流し、中村が拾って左足でゴールに突き刺した。

 相手のミスを抜け目なく突いて先制した鹿島は、さらに26分に永木のクロスに山本が左足で合わせて追加点。小笠原や西といった主力を休ませた影響でバタつく時間もあったが、GK曽ヶ端のファインセーブもあって、2点リードしたまま前半を折り返した。
 
 後半に入ると、名古屋は後半開始から松田、56分に和泉、65分に野田と次々に攻撃の札を切るも、ゴールは奪えず。一方の鹿島は赤﨑や遠藤を送り込んで前線の運動量を保ちながら時計の針を進め、87分のセットプレーで鈴木がトドメの3点目を見舞って試合を決めた。
 
 これで鹿島はリーグ戦2連勝。一方の名古屋は、クラブワースト記録の11戦未勝利だ。加えて名古屋は、第2ステージに入って3試合連続ノーゴールの3連敗と、極度の不振に陥っている。
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