「自惚れてるかもしれないですけど、意外と…」14G14Aと爆発した28歳日本代表は強豪チェルシー戦で何を感じたのか。トップクラブとの一番の差は?

2025年06月10日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「めちゃめちゃ磨いてます」

約1年半ぶりに代表に復帰した森下。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 レギア・ワルシャワの森下龍矢は今シーズン、SBから攻撃的なポジションへのコンバートが大ヒット。公式戦51試合に出場して、14ゴール・14アシストをマークした。

 欧州カンファレンスリーグの準々決勝ではイングランドの強豪チェルシーと対戦。チームは2戦合計2-4で敗れたものの、手応えを掴んだようだ。

「ちょっと自惚れてるかもしれないですけど、意外とやれたなって思ったんですよ。意外といけてるって。ドリブルも結構縦に抜けるし、シュートまで持っていけるし」

 一方で、トップクラブとの差も痛感した。「一番感じたのは、ボックスの外からのシュートのクオリティが必要だったなと。3本ぐらい打ったけど、なんかもう中学生のゴロパスみたいなシュートばかりだった」という。

「トップレベルのチーム、例えば(バルセロナの)ヤマル選手とかを見ても、ペナルティエリアの外からいけるのって武器じゃないですか。だからアタッカー森下として、そこを突き詰めていきたいなと思っています。めちゃめちゃ磨いてます。いろいろなチームのハイライトをずっと見ています」

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 クラブでの活躍が認められ、約1年半ぶりに日本代表へ復帰した28歳は、森保ジャパンでも目に見える結果にこだわる覚悟だ。

「もう得点とアシストですよね。正直言って、28歳でいいプレーうんぬんかんぬん、もうそこじゃないじゃないですか。どっちかというとチームを救う(働き)、得点とアシストを期待されてここに来てるし、ポーランドでも点を取って成り上がって、というやり方だったんで。代表でも同じことが言えるんじゃないかなと思っています」

 ポーランドの名門で爆発した元気印は、日本代表でも生き残っていけるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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