日本代表のMF鈴木唯人は、０―１で敗れた５日のオーストラリア戦で、北中米ワールドカップ・アジア最終予選に初出場。２シャドーの右で先発し、鋭いドリブルからのシュートや、ライン間でボールを受ける動きなど、持ち味を発揮した。

　とはいえ、２シャドーには久保建英や鎌田大地、今回選外の南野拓実と旗手怜央などのライバルがいる。割って入るのは簡単ではない。

　その鈴木はポジション争いについて、「自分は他の選手と違った特徴があると思っているので。そういうところを、次のインドネシア戦や今後の代表活動で見せていくしかないと思っています」と話し、こう言葉を続ける。

「あとは、チームでのプレーが評価されて、代表に選ばれていくと言うのは間違いないと思うので。新しいチームに行きますけど、そこでしっかりと活躍した姿を見せられれば、チャンスがより広がっていくのかなと思います」

【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手＆監督の採点・寸評を一挙紹介！ 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は？

　23歳のMFは先日、２年で公式戦24ゴールを挙げたデンマークのブレンビーから、今季のブンデスリーガで５位だったフライブルクに移籍が決定した。

　そのフライブルクで主軸を担う堂安律から、事前の情報収集はしていたのか。尋ねてみた。

「そうですね。去年もずっと訊いていました。それこそ、決める前にフライブルクの（ユリアン・シュスター）監督と話したことも何回かあったので」

　移籍決定後にも、堂安とは「簡単なやりとりはした」という。

　北欧からドイツへの電撃移籍の裏には、日本代表10番の手助けもあったようだ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

【記事】「この日本人、どこから来たんだ」「めちゃくちゃ叩かれた」28歳の日本人"SB"が欧州で驚異の14G14A！不甲斐ない半年からなぜ覚醒できたのか「めっちゃ大事だなと…」

【記事】「２軍でも恐怖」「それでも欧州組が18人もいるのか」日本代表の招集メンバー27人＆"選外"の27人リストに対戦国は唖然！

【画像】絶世の美女がずらり！ Ｃ・ロナウドの"元恋人＆パートナー"たちを年代順に一挙公開！