アンドレ・オナナの立場が危うい。２年ぶりの守護神交代はあるのか。

　29歳のカメルーン代表GKは2023年の夏に、ダビド・デヘア（現フィオレンティーナ）の後釜としてマンチェスター・ユナイテッドに加入。それ以来、ファーストチョイスとしてゴールを守り続けているが、ミスが散見され、決して絶対的な存在ではない。

　オールド・トラフォードでの将来が不安視されるなか、英紙『Daily Mail』によれば、クラブOBで自身もGKとして活躍したベン・フォスター氏が、「プレミアリーグは過酷なリーグで、彼は過去２シーズンでユナイテッドのナンバー１だと証明するほどのパフォーマンスを見せていない」と指摘。補強の必要性を強く訴えた。

「彼は能力はある。ユナイテッドの他の選手同様、他チームに移籍すれば活躍するだろう。エミ・マルティネスのような選手を獲得する機会があれば、絶対に獲るべきだ。彼は依然として世界最高のゴールキーパーの１人だ。多くの人が『今シーズンは過去２年間ほどのレベルには達していないかもしれない』と言っていたが、それでも世界最高の１人だ」
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　現在42歳で、イングランド代表歴もあるフォスター氏はまた、「どのチームにも強い軸が必要だ。ゴールキーパーを正しく選べば、ストライカーが数人加わり、ブルーノも残るだろう」と主張した。

　キャプテンのブルーノ・フェルナンデスに関しては既に、サウジアラビアからの破格オファー拒否が明らかになったなか、絶対的守護神の確立は他の選手たちの去就にも関わってくると考えているようだ。

　オナナがデ・ヘアから受け取ったバトンは、エミリアーノ・マルティネスに渡るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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