【J1採点&寸評】磐田×大宮|両外国籍FWが一撃ずつ。MOMは好機の起点となり続けた高速ドリブラー

2016年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田――セカンドボールをよく拾い続けた宮崎、攻撃の推進力となった川辺。2ボランチが輝く。

【警告】磐田=森下(42分)、パパドプーロス(70分)、松井(89分) 大宮=河本(45+1分)、金澤(52分)、奥井(84分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】泉澤 仁(大宮)

【チーム採点・寸評】
磐田 6
立ち上がりから激しい攻防となった前半、相手の攻撃を潰しながら攻めたが堅守を破れず。後半、攻守の切り替えの速さを上げ大宮を押し込むなかで、65分にジェイのヘッドで先制。しかし、終盤はカウンターを何度も浴びて失点。勝点2を失った。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
31 志村 滉 6
キックやスローに危うさが見受けられたが、プレーに迷いがなくセービングは安定感あり。クロスやCK時にも積極的に前に出た。
 
DF
2 中村太亮 6
対峙した相手選手と丁々発止。圧力を受けながらも下がらずに高い位置取りで好守備。クロスの精度はいまひとつ。
 
44 パパドプーロス 6
泉澤のスピードについていけずあっさりかわされることが多かったが、最後まで走り果敢なアプローチやインターセプトをみせた
 
3 大井健太郎 6
ラインを統率し、ピンチの場面でよく身体を張った。終盤はカウンターを浴びてバタついたがラストパスやシュートをブロック。失点場面だけが間に合わなかった。
 
35 森下 俊 6
ゴール前での対人の強さだけではなく、インターセプトなど積極的なディフェンスが目立った。失点後の決定的場面もシューターの前で防いだ。
 
MF
13 宮崎智彦 6.5(84分OUT)
セカンドボールをよく回収しては的確にさばき、自陣のスペースをいち早くカバー。目立たないが磐田の攻守を支えるプレーを続けた。得点も宮崎のワンタッチパスが起点。
 
40 川辺 駿 6.5
シュートを打てる場面も何度かあったが、フリーでパスを受け、前を向くプレーで攻撃の推進力に。ディフェンス面でも効果的な位置取りが光った。
 
9 太田吉彰 6
カットインは少なく、縦に突破を仕掛けクロスを上げる本来の持ち味を発揮。後半序盤は泉澤を押し下げた。
 
4 小林祐希 5.5(71分OUT)
悪くはなかったが、2トップに絡み彼らを活かすという役割の遂行度は低い。ボランチの前での守備は効いていたものの、71分にベンチへ。
 

次ページ磐田――先制点は助っ人2トップが威力を発揮。ともに守備でも献身的プレー。

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