J前半16試合で出場時間「451分」、得点・アシスト「0」。それでも長友佑都が当然のように森保ジャパンに選ばれる理由【日本代表】

2025年05月24日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

南野拓実と森保監督の証言

長友は大和魂を伝える存在か。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 6月に北中米ワールドカップのアジア最終予選(5日にオーストラリア戦、10日にインドネシア戦)を戦う日本代表メンバー27名に、もはや当然のように「長友佑都」の名前があった。3月から14名が入れ替わる中でも38歳のベテラン戦士は外れなかった。
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 8節を終えたアジア最終予選ではここまで全てベンチ外とピッチに一度も立っていない状況ながらも選出されるわけだから、長友への森保一監督の信頼は相当なものだろう。

 今季FC東京で、長友は不動のレギュラーではない。むしろベンチメンバーに近い立ち位置で、実際、リーグ戦でのスタメンはここまで5回。16試合を消化した時点で、トータル10試合出場、出場時間は451分、得点もアシストも0と数字的にかなり物足りない。それでも日本代表に呼ばれ続けるのはピッチ外での貢献が大きいからだ。
 
 今年3月の代表活動で南野拓実に"長友佑都の存在意義"を訊くと、次の回答を得られた。

「彼がいるだけでチームが元気になります。今回は残念ながら練習に参加できませんでしたが、ホテルや練習場の周りで観察しながらベテランの目線でチームにアドバイスしてくれます。

何より、佑都くんがこれまでしてきた経験がチームにとってプラス。コーチングスタッフと選手の間の目線を持っている唯一の存在で、ピッチに立てば誰よりも熱い。本気でワールドカップのメンバーに入ろうとしているし、それは僕たちにとって良い刺激になります」

 また森保監督も代表選考の基準について、「国際レベルで戦える選手、戦力となり得る選手を招集したいです。チームの状況もありますので、時としてベテランを招集させてもらっています。大和魂を伝える存在として、日本代表としてどうプレーするのか、どういう心構えでいるべきか、ピッチの内外で姿勢と態度を示すうえでベテランが必要な時があります」と話している。

 大和魂を伝える存在。それに最も当てはまる選手が長友と思ったのは、果たして著者だけだろうか。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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