16試合で勝点8の最下位マリノス。仮に残留ラインを「41」とするなら、残り22試合で最低限必要な勝利数は?

2025年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸戦は1-2で敗れる

強烈なミドルで同点弾の喜田。苦しい状況でも強い気持ちでチームを引っ張る。写真:滝川敏之

 浮上のきっかけは掴めなかった。

 横浜FMは5月21日、J1第13節(延期分)で昨季王者の神戸とホームで対戦。19分に先制されるも、43分に喜田拓也の得点で追いつく。だが51分に再び失点し、1-2で敗れた。

 これでクラブワーストの7連敗で11戦未勝利。16試合を消化し、勝点8で最下位に沈む。まだシーズンは折り返していないが、このままのペースではクラブとして未経験の"J2降格"も覚悟しなければならない。

 昨季の降格3チームは18位の磐田(勝点38、以下同)、19位の札幌(37)、20位の鳥栖(35)。ギリギリで残留した17位・柏の"勝点41"を1つの参考にすれば、ここまでわずか1勝の横浜FMは、残り22試合で33ポイントが必要になる。
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 十分に到達可能な数値だが、最低限必要な勝利数は6勝。たとえば6勝15分け1敗で勝点33となり、現在の8を足して「41」となる。

 もっとも、「15分け」も「1敗」も極めて非現実的であり、当然ながら6勝では心もとない。昨季は最下位の鳥栖も10勝はしている。

 いずれにせよ、今はまだ茨の道を進むトリコロール。何よりも負の連鎖を断ち切る次の1勝が欲しい。次節は中3日で25日に首位の鹿島とホームで相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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