【J1展望】神戸×鳥栖|昨季は7-1で神戸が圧勝。鳥栖はリベンジを果たせるか

2016年07月08日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――気になるのはニウトンと岩波の状態。

故障者/神戸=山口、松下 鳥栖=なし
出場停止/神戸=なし 鳥栖=なし

J1リーグ2ndステージ・2節
ヴィッセル神戸-サガン鳥栖
7月9日(土)/19:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(1節終了時):1位 勝点3 1勝0分0敗 3得点・0失点
年間成績(18試合終了時):9位 勝点23 6勝5分7敗 26得点・25失点
 
【最新チーム事情】
チームは水、木、金と非公開で調整。状況は読みにくい。
●前節は「登録の手続きの関係」(ネルシーニョ監督)で出場しなかった"新10番"ニウトンのデビューはあるか?
●手倉森監督がリオ五輪のメンバー発表会見で「9日の試合(今節)に間に合うかもしれないとの情報がある」と明かした岩波の状態が気になる。
 
【担当記者の視点】
 第2ステージ初戦は甲府に3-0と快勝し、良いスタートを切った。ただ、昨季も後半戦の入りは良かったが、すぐに黒星が先行するようになっただけに油断はできない。
 
 チームは水、木、金と非公開練習を行なったため、スタメンを含め予想をしにくい状況となっている。そのなかで、注目したいのは2点。まず1点は前節「登録の手続きの関係」でデビューが見送られたニウトンが、出場を果たせるかどうかだ。ただ、ボランチはここ数試合、藤田と田中が息の合ったプレーを見せており、新助っ人を無理して起用する必要はない。
 
 もう1点は5月のトゥーロン国際大会で負傷し、リハビリに励んでいた岩波の状態だ。U-23代表の手倉森監督は、7月1日のリオ五輪メンバー発表会見で「思った以上に回復が早く、来週から完全合流すると。もしかしたら9日の試合(今節)に間に合うかもしれないとの情報もある」と明かし、期待は膨らんでいる。ただ、ネルシーニョ監督の性格を考えれば、リスクを負って出場させるとは考えにくいが……。
 
 鳥栖には昨季、ホーム(この時は神戸ユニバーで開催)で7-1と圧勝した。相手は、第1ステージ14節から3勝2分1敗と調子を上げているが、良いイメージはあるだけに、連勝を飾りたい。
 

次ページ鳥栖――攻撃陣のより一層の奮起を期待したい。

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