【ドイツ 0-2 フランス|採点&寸評】殊勲の2ゴールで勝利に導いたグリエーズマンがMOM!

2016年07月08日 井川洋一・遠藤孝輔

幸運なPKで流れを呼び込んだフランス。

警告:ド=ジャン(36分)、シュバインシュタイガー(45+1分)、エジル(45+1分)、ドラクスラー(50分) フ=エブラ(43分)、カンテ(75分) (C) SOCCER DIGEST

【フランス/チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
大声援に後押しされて序盤は攻勢をかけたが、前半中盤からプレスの出足が鈍り、受けに回る展開に。カウンターもなかなか最後までいけないなか、幸運なPKで先制。後半はギアを上げて追加点と、理想的な展開で3度目の優勝に王手をかけた。
 
監督 ディディエ・デシャン監督
快勝したアイスランド戦とまったく同じ布陣で手堅く臨んだ。リードしながらも、後半にいま一度意識を高め、引きすぎていたチームを改善。ウンティティの抜擢も正解に。

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【フランス/選手採点&寸評】
GK
ユーゴ・ロリス
安定感あるセーブ、的確なポジショニング、正確なスローで一気にカウンターの起点にも。難しいバウンドのシュートや至近距離弾にはビッグセーブを披露した。
 
DF
パトリス・エブラ 6.5
序盤はコンパクトな陣形維持と揺さぶりの対応に追われていた。機を見定めてオーバーラップした際には、好クロスでチャンスを創出。
 
19 バカリ・サーニャ
序盤は不用意にボールを失うシーンもあったが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻す。責任感あるプレーと1対1の強さも印象的。
 
21 ロラン・コシエルニー 6.5
しつこいマーク、冷静な対応、タイミングよいジャンプで空中戦にも不備なし。集中力も高く、インターセプトでピンチを未然に防いだ。
 
22 サミュエル・ウンティティ 7.5
危ない場面には必ずと言っていいほど、この若きCBがいた。足を伸ばしたり、身体をぶつけたりしてピンチを防ぎ、クリーンシートに貢献。鋭い楔のパスを出す場面も。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

次ページ2ゴールのグリエーズマンは得点ランクでも独走状態に。

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