「ゲームを壊したと思います」痛恨のオウンゴール…横浜FCのDFンドカ・ボニフェイスは自身のミスとどう向き合った?「冷静になれなかったのが原因」

2025年05月14日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「今後の試合で取り返していくしかない」

横浜FCのンドカが自身のオウンゴールを振り返った。(C)SOCCER DIGEST

 横浜FCは5月14日、J1第14節で川崎フロンターレと対戦。先制する展開も、終盤にオウンゴールで逆転を許し、1-2で敗戦となった。

 84分、勝敗の行方を左右するミスがあった。速攻を受けたシーンで、自陣でのルーズボールを川崎の家長昭博に直接狙われたが、シュートはクロスバーに直撃。事なきを得たかと思われた。

 しかし、はね返りを拾ったンドカ・ボニフェイスは、クリアしようと、胸トラップから右足で蹴り上げようとするが、ミートできず。当たり損ねたボールがそのままネットに転がりこんでしまった。

 その瞬間、ンドカはピッチに倒れ込み、顔を手で覆った。
【動画】横浜FCのDFが痛恨のオウンゴール
 試合後、苦しい表情で記者陣の前に立った29歳のCBは、こう述べた。

「チームとして全員がハードワークして戦ったと思うし、先制点も取れて、本当に全員が戦ったなかで、自分のちょっと信じられないミスでゲームを壊したと思います」

 オウンゴールのシーンについては、「正直、背後の状況が見えなかったので、早く処理しないといけないっていうところがあった。あのような時こそセンターバックの冷静なプレーが求められるなかで、冷静になれなかったのが、ああなった原因かなと思います」と振り返った。

 重く受け止めるンドカは最後に、「本当に今日の負けは間違いなく自分のミスだった。でもそれは今後の試合で取り返していくしかない。それだけです」と語り、スタジアムを後にした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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