【J1展望】FC東京×甲府|鳥栖ショックから立ち直れるか。下位の甲府にも敗れると…

2016年07月08日 サッカーダイジェスト編集部

FC東京――城福監督は古巣の甲府を相手にどんな采配を見せるか。

故障者/FC東京=石川、阿部 甲府=山本、ニウソン、森田、B・セレスキー、保坂
出場停止/FC東京=なし 甲府=なし

J1リーグ2ndステージ・2節
FC東京-ヴァンフォーレ甲府
7月9日(土)/19:00/味の素スタジアム
 
FC東京
2ndステージ成績(1節終了時):10位 勝点0 0勝0分1敗 2得点・3失点
年間成績:10位 勝点23 6勝5分7敗 18得点・21失点
 
【最新チーム事情】
●前節の鳥栖戦は後半のアディショナルタイムに逆転される悪夢の敗戦。
●その鳥栖戦でN・バーンズは2アシスト。
●FWのムリキは直近の3試合で2ゴールと好調をキープ。
 
【担当記者の視点】
 点が取れるようになったと思えば、守れない。後半のアディショナルタイムにまさかの2ゴールを許し、大逆転負けした鳥栖戦のパフォーマンスを見るかぎり、不安が先行。残留を争う甲府にまで負けると、このままズルズル後退する恐れもあるだろう。
 
 注目は、城福監督のマネジメント力。例えばリードした状態で、どう逃げ切るか。鳥栖戦では控えメンバーにDFを一枚も入れないことが裏目に出た。その意味で、控えの顔ぶれはひとつのポイントになりそうだ。

 ムリキとN・バーンズの2トップは揃って好調なだけに、守備陣の奮闘が試合の行方を分けるもうひとつのポイントになるか。リオ五輪のメンバーに選ばれた室屋が右SBで先発する可能性もあるが、果たして……。
 
 いずれにしても──。城福監督の古巣である甲府にまで負けるような事態になれば、FC東京は窮地に陥ることになる。絶対に負けられない一戦だ。

次ページ甲府――守備に定評のある新井の復帰は、わずかな光明。

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