【J1採点&寸評】甲府×神戸|2G1Aのレアンドロに「7.5」。神戸がホーム敗北の借りを返す

2016年07月03日 渡辺 功

甲府――守備陣がミスを連発し、立ち上がりに痛恨の連続失点。

【警告】甲府=新里(35分)、津田(86分) 神戸=田中(57分)、渡邉(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ(神戸)

【チーム採点・寸評】
甲府 4.5
立ち上がりから神戸のカウンターの餌食に。早い時間帯での注意していたはずの失点に、動揺も隠せずミスを連発。ステージをまたいで、リーグ戦3連敗
 
神戸 7
開始10分間に、レアンドロのシュート2本で2得点。さらに渡邉がとどめの一撃。わずか24分で試合を決めて、第1ステージ開幕戦で甲府に敗れた「借り」をキッチリ返した
 
 
【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 5
いつもよりディフェンスラインが高く設定されていた分、FWとの1対1を作られた。右サイドへのキックは成功率を上げていきたい
 
DF
41 土屋征夫 4.5
甲府移籍後、初めてキャプテンマークを巻いて、3試合ぶりの出場。「3失点ともDFのミス」と、試合後は猛省。
 
3 畑尾大翔 4 (HT OUT)
神戸2トップとのスピード勝負で完敗。最終ラインの中央で先発しながら、ハーフタイムでの悔しい途中交替。
 
5 新里 亮 4.5 (54分OUT)
自陣でのパスが奪われ、3失点目を招く。「ピッチで失った自信と信頼は、ピッチでしか取り戻せない」と、捲土重来を期す。
 
MF
28 橋爪勇樹 5
少ないチャンスをこじ開けようと何度か攻め上がるが、コンビネーションはかみ合わず。58分のFKは枠をかすめた。
 
27 ビリー・セレスキー 5 (68分OUT)
相手の脅威になるようなパスは見られず。後半になるとバテるという、指揮官に固まりつつある見方を払拭したい。
 
20 黒木聖仁 5
早い時間の失点で、試合の主導権を相手に握られ、後から追い掛ける場面がどうしても多くなった。
 
16 松橋 優 5.5
右ウイングバックでスタート。選手交代に伴い、後半途中からは3バックの左でプレー。必要とあれば、ポジションを捨てて相手に喰らいつく
 

次ページ甲府――前半の3失点を巻き返すべく早めの交代策も功を奏さず。

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