【J1展望】福岡×浦和|優勝と残留へ。勝利必須の両者の激闘が幕を開ける

2016年07月01日 サッカーダイジェスト編集部

福岡――J1残留に向けての再スタート。勝点3を掴み取れ!

故障者/福岡=中原貴 浦和=なし
出場停止/福岡=なし 浦和=なし

J1リーグ2ndステージ・1節
アビスパ福岡 – 浦和レッズ
7月2日(土)/19:00/レベルファイブスタジアム
 
アビスパ福岡
1stステージ成績:18位 勝点11 2勝5分10敗 11得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●完全移籍の三門は6月26日のトレーニングから合流。浦和戦の出場は濃厚。
●マスコットのアビーくんの胸スポンサーが九州通信ネットワーク株式会社の運営する「情熱!九州人」に決定。
 
【担当記者の視点】
「まだまだJ1のレベルに達していない部分が多い。攻撃ではウェリントンを絡めながらプラスアルファの部分を出しきれていないし、守備では終盤に10数失点を喫している。もう一度見直し、整理する必要がある」(井原監督)。
 
 J1残留ラインは、過去の平均からいけば勝点36前後になる見込み。第1ステージを終えて勝点11の福岡にとっては、残り25もの積み上げは厳しい道のりと言える。
 
 だからこそ、第2ステージ・開幕戦の相手が浦和であっても勝点3を求めなければならない。粘り強く守りながら、どこで攻撃のスイッチを入れるのか。ウェリントンを金森、城後、邦本がどうサポートするのかが勝利を掴む最大の鍵になる。
 
 また、勝負どころで前へ出る推進力を失ったり、あるいは自分たちの問題で隙を作る問題点を改善するために獲得した三門にも期待が掛かる。豊富な経験とリーダーシップを備え、残り17試合と短い時間で、チームを変革するためのキーマンになるはずだ。

次ページ浦和――武藤が得点の稼ぎ頭になることを宣言。

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