【J1展望】大宮×名古屋|キーマンを欠く両チーム。久々に白星を掴むのは?

2016年07月01日 サッカーダイジェスト編集部

大宮――サイドハーフのプレッシングが鍵になる。

故障者/大宮=家長、和田、黒川、福田 名古屋=田鍋、青木、和泉、田口 
出場停止/大宮=なし 名古屋=なし 

J1リーグ2ndステージ・1節
大宮アルディージャ名古屋グランパス
7月2日(土)/19:00NACK5スタジアム大宮
 
大宮アルディージャ
1stステージ成績:5位 勝点26 7勝5分5敗 17得点・18失点
 
【最新チーム事情】
●D・ムルジャが戦列復帰。
●家長と和田が練習中に負傷。出場可否は不透明。
 
【担当記者の視点】
 第1ステージは5位で終えたものの終盤に失速。4試合勝利のない状況で第2ステージを迎えることになった。ただ、目指すサッカーに変わりはない。
 
 勝点の落とし方として目立つのは、終盤に追い付かれる形だ。ポゼッション率の低さが終盤の疲弊と劣勢につながるだけに、改めてポジショニングと運動量を追求したい。
 
 また、守備時にラインを下げ過ぎてしまう傾向があるだけに、前線から最終ラインまでが連動してプレスを掛けるための意思統一を徹底する必要もある。特に重要なのはサイドハーフによるプレッシングだ。
 
 FWのファーストディフェンスに連動して相手のプレーを限定できれば、後方の選手たちも迷いなくラインを上げられる。出場停止から復帰する横谷、2試合連続先発の見込みとなる泉澤の両サイドの出来が今節のキーとなるだろう。
 

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