【イングランド 1-2 アイスランド|採点&寸評】MOMは同点弾のR・シグルドソン! ルーニーらは厳しい評価…

2016年06月28日 遠藤孝輔・井川洋一

エースを引っ張り続け、足枷となったホジソンの采配。

警告:イ=スターリッジ(47分) ア=G・シグルドソン(38分)、グンナールソン(65分) (C) SOCCER DIGEST

【イングランド|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5
ボールを持つ時間が長かったものの、オフ・ザ・ボールの動き出しや創造性に乏しく、クロスの精度などもいまひとつ。敵の堅固な守りを崩せなかった。むしろ3点目を失いそうな場面もあり、敗れるべくして敗れた格好だ。
 
監督 ロイ・ホジソン 5
攻守に精彩を欠いたダイアーを前半だけで下げた一方で、明らかに機能していなかったルーニーを引っ張り続けた。途中出場のラッシュフォードの動きが良かったぶん、余計にその交代策が悔やまれる。
 
【イングランド|選手採点&寸評】
GK
ジョー・ハート 5.5
悔いが残るのは2失点目の場面だ。手が届くもボールは後方へ。勝利への望みを繋いだ84分の好セーブは見事。
 
DF
カイル・ウォーカー 5.5
サイドで対峙したB・ビャルナソンに一度も縦を抉らせなかった守備は上出来も、得意のオーバーラップは影を潜めた。
 
ダニー・ローズ 5.5
右SBのウォーカー同様、攻撃での貢献に物足りなさを残す。決して足を止めない敢闘精神に関しては良かった。
 
ガリー・ケイヒル 5.5
2失点目の場面ではシュートコースを塞ぐ動作にやや遅れが。ドリブルで持ち上がった際のボールロストも減点材料。
 
クリス・スモーリング 6
2トップを目がけたロングボールの落下地点を的確に見定め、何度となく敵の攻撃を跳ね返す。空中戦はほぼ無敵だった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 

次ページ単調なプレーと凡ミスを繰り返したルーニー。

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