３月25日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第８節で、すでに本大会出場を決めている日本代表が、サウジアラビアと埼玉スタジアム2002で対戦。相手の５－４－１ブロックを崩せず、スコアレスドローに終わった。

　この試合で２シャドーの一角で先発した久保建英は試合後、３バックの右で代表初スタメンを飾った20歳の高井幸大について、「まずは彼にとって難しい展開にならなくてよかった」と切り出し、そのプレーぶりをこう評した。

「彼のストロングポイントはボールを持ってからの動き出しだったり、あの体格（192センチ）で落ち着いたプレーができるのがいいところだと思う」

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　23歳のレフティは「あとは、もっともっと自分のストロング（ポイント）を出して、もっと持ち込んでもよかったかなと個人的には思いますけど、前半は僕のサイドでひとり、少なかったので、彼にとっては少しやりづらかったのかなと思う」と話した。

　鈴木彩艶以外は、久保より年下の選手がなかなか代表の試合に絡めないなか、逸材が好パフォーマンスを発揮した。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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