【J1展望】浦和×神戸|槙野出場停止。浦和のストッパーは那須に! 神戸の強力ブラジル人2トップを止められるか

2016年06月24日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――ストッパーの人選に指揮官は迷う? 宇賀神も欠場か!?

故障者/浦和=なし 神戸=岩波、松下、山口 
出場停止/浦和=槙野 神戸=なし 

J1リーグ 1stステージ・17
浦和レッズ ヴィッセル神戸
6月25日(土)/19:00/埼玉スタジアム2002
 
1stステージ成績(16節終了時):3位 勝点30 9勝3分4敗 23得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●連敗ストップの1勝を神戸戦につなげる
●槙野の出場停止で代役は橋本か那須になるか
●前節決勝ゴールの李は「神戸には良いイメージがある」
●五輪代表選出の興梠、復調気配の武藤のゴールに期待
 
 
【担当記者の視点】
 リーグ3連敗を喫してステージ優勝の可能性が消滅したが、22日のFC東京戦の大逆転勝利(3-2)で悪い流れをひとまず断ち切った「ひとつ勝つことの大変さと喜びを再確認した」と森脇は語っていたが、年間勝点1位を狙うためには、もう川崎や鹿島との差を広げてはならない。ホーム2連勝で、第2ステージにつなげたい。
 
 槙野が出場停止になる左ストッパーの人選を、ペトロヴィッチ監督はかなり考えあぐねているようだ。候補者である橋本は「前線に外国籍選手もいるし、しっかりコミュニケーションを取りたい」、那須は「いつチャンスが来ても、心と身体の準備はできている。左サイドバックの経験もある」と抱負を語る。
 
 さらに試合前日試されたのが、ストッパーの右に平川、左に森脇という組み合わせだ。スピードのあるベテランの平川を置いて、カウンターを防ぐ狙いのようだ。平川は「しっかり、まず守備から入ることが大切。もちろん立ち上がりからうまく試合に入りたい。しかし、上手く行かない時の対応こそが重要になる」とベテランらしいコメントをしていた。
 
 神戸には昨季リーグと天皇杯の3試合で2勝1分。2点を決めている李は、「神戸戦にはすごく良いイメージがある」と、FC東京戦に続くゴールを狙う。
 
 また、興梠がリオ五輪日本代表のオーバーエイジに内定。「最近のプレーに手応えを感じている」と語り、公式戦11試合ぶりのゴールを誓う。また武藤も「決めてやろうという気持ちと、焦らないようにという気持ちのバランスは難しいけど、シュートを打ち続ける」と宣言していた。KLMに"当たり"が戻ってくるかが鍵を握るか。
 
                                                                                   
 

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