横浜が中国の上海海港に1-0勝利! 敵地でアンデルソン・ロペスが決勝弾、ACLEラウンド16で先勝

2025年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

30分に均衡を破る

決勝弾のA・ロペス。(C)Getty Images

 横浜F・マリノスは3月4日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのラウンド16第1戦で、中国の上海海港と浦東フットボール・スタジアムで対戦した。

 横浜が自陣でボールを回せば、大きなブーイング。現地に駆けつけたトリコロールの応援団も熱心に声を出すなか、ボール支配率で上回るアウェーチームが立ち上がりから試合を優位に進めていく。

 テンポ良くパスをつなぎ、主にサイドに起点を作りながら攻撃の糸口を見出そうとする。中央からも崩しにかかるが、ラストパスが思うように通らず、なかなかフィニッシュに持ち込めない。

 それでも30分、ゴールをこじ開けてみせる。敵陣右サイドのニアゾーンに入り込んだ植中朝日の折り返しは、相手に当たってコースが変わるが、アンデルソン・ロペスがうまく身体をひねりながらヘディングシュートをねじ込んだ。

 A・ロペスは39分に自慢の左足で、40分にはヘッドでゴールを狙うが、これは決められず。横浜は1-0で前半を終える。
【動画】決めたのはやはりトリコロールのエース! ロペスの決勝ヘッド弾
 迎えた後半、確実なビルドアップで局面を前に動かすのは変わらずに、ボールを奪われて守備に切り替わった時のプレスで高い強度を保つなど、攻守両面で隙のない戦いを見せる。

 60分には波状攻撃を繰り出し、ヤン・マテウスや遠野大弥がシュートを放つが、いずれも相手の懸命なブロックの前に得点には至らない。

 69分には左サイドを突破され、大きく右に振られて、最後はリー・シュアイの強烈な一撃を見舞われるが、これはポストに救われて事なきを得る。

 その後も一進一退の攻防が続くなか、スコアボードは動かず。横浜が虎の子の1点を守り抜き、1-0で競り勝った。

 8強進出に一歩リード。第2戦は3月11日に、横浜国際総合競技場で行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!

【記事】「アイツは何やってんだよ」「格闘技か!」日本人FWに膝蹴りで退場の浦項DFに韓国のファンも憤慨!「試合を台無しにした」
 

次ページ【動画】ロペスの決勝ヘッド弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事