【ハンガリー 3-3 ポルトガル|採点&寸評】全得点に絡んだ殊勲のC・ロナウドがMOM、2ゴールのジュジャークも同採点

2016年06月23日 手嶋真彦・遠藤孝輔

選手全員のハードワークが光り、常に先手を取って首位通過!

警告:ハ=グズミチュ(13分)、ユハース(28分)、ゲラ(34分)、ジュジャーク(56分) (C) SOCCER DIGEST

【ハンガリー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6.5
恒に先手を取る試合運びを披露。ポルトガル優勢の時間帯でも、安易なクリアに逃げず、最後尾のキラーイからしっかりボールを繋ぐスタイルを貫き、堂々の首位通過を果たした。光ったのは、選手全員のハードワークだ。
 
監督 ベルント・シュトルク 6.5
2戦目までに警告を受けていたクラインハイスラーやナジら、好調の主力を温存しながら、格上とのドローに導く。
 
【ハンガリー|選手採点&寸評】
GK
ガボル・キラーイ 6
3失点はほぼノーチャンス。29分にC・ロナウドのFKを冷静に防ぎ、攻撃時は正確なショートパスを多用した。
 
DF
アダム・ラング 6
守→攻への切り替えが速く、しばしば速攻の起点に。対峙したA・ゴメスを封じ、右サイドを安定させていた。
 
20 リハールド・グズミチュ 5.5
左SBコルフトとの連係不足もあり、やや安定感を欠く。前半はファウルを厭わない激しい守備が際立った。
 
23 ロランド・ユハース 5
28分に受けた警告にも怯まず、身体を張り続けた。減点材料はC・ロナウドへの寄せが遅れた3失点目の守り。
 
ミハーイ・コルフト 5
サイドに流れてくるナニや途中出場のカレスマの対応に苦しんだ。攻撃での貢献がほとんどなかったのも残念。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページチャンスを多く作って、強国から3度もリードを奪った攻撃陣。

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