【EURO展望】ハンガリー×ポルトガル|C・ロナウドの活躍なくして、ポルトガルの16強入りはない‼

2016年06月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

敵のマークを分散させ、C・ロナウドに良い形でボールを渡せるか。

故障者/ハンガリー=フィオラ(DF) ポルトガル=なし
出場停止/ハンガリー=なし ポルトガル=なし

EURO2016
グループF3節
6月22日(水)/18:00(日本時間25:00)/リヨン
ハンガリー×ポルトガル
主審:マーティン・アトキンソン(イングランド)
 
【注目ポイント】
●ポルトガルがハンガリーの堅守を崩せるか
●C・ロナウドに良い形でボールを渡せるか
 
【試合展望】
 勝点2で3位のポルトガルは、言わば背水の陣。最終節のハンガリー戦で負ければ、グループステージ敗退となる。
 
 16強入りへ求められるのは、当然ながらゴールだ。2戦目のオーストリア戦は無得点に終わったものの、アンカーに抜擢されたW・カルバリョを起点にチャンス自体は作れていた。
 
 あとはC・ロナウドの決定力に懸かっているが、アイスランド、オーストリアと同じくハンガリーも堅守が売りのチーム。ここ2戦と同じく、エースが徹底マークに遭うのは間違いない。
 
 そこで鍵になるのが、周囲のサポートだ。敵のマークを分散させ、C・ロナウドに良い形でボールを渡せるか。ここまで攻撃の局面でやや物足りない司令塔モウチーニョが決定機を演出できるかどうかも、キーファクターとなる。
 
 すでに3位以内を確定させているハンガリーは、無理に攻めないはず。守備を固めて攻撃を凌ぎつつ、前掛かりになったポルトガルの裏をカウンターで突く。描いているのは、そんな青写真だろう。
 
 速攻を機能させるうえで欠かせないのが、クラインハイスラーだ。目下好調のこのMFが持ち前の鋭いドリブルで持ち上がり、CFサライ(もしくはプリスキン)に正確なスルーパスを供給できれば……。ポルトガル相手に大金星もありうる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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