サラーが流石の1G1Aも勝ち切れず。首位リバプール、9位ビラと2-2ドロー。3日前に強烈インパクトの遠藤航は出番なし

2025年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラッシュフォードとアセンシオが初先発

先制点を奪い、同点弾をアシストしたサラー(中央)。(C)Getty Images

 現地時間2月19日に開催されたプレミアリーグ第29節で、遠藤航が所属する首位のリバプールが、9位のアストン・ビラと敵地で対戦。遠藤はこの日もベンチスタートになった一方、今冬に期限付きでビラに加入したラッシュフォードとアセンシオが初先発した。

 4節でノッティンガム・フォレストに0-1で破れて以外、今季リーグ戦無敗のリバプールは開始4分、ショートコーナーの流れからアレクサンダー=アーノルドがアウトサイドで絶妙なラストパス。ファン・ダイクがペナルティエリア内でシュートを放つが、枠を捉えきれない。

 17分にはラッシュフォードに上げられたクロスから、ファン・ダイクがオウンゴールをしてしまうも、オフサイドの笛が吹かれ、難を逃れる。

 迎えた29分、ショートカウンターから先制に成功。敵陣ゴール前でバックパスをカットしたジョッタのアシストで、サラーが仕留めた。頼れるエースは出場した公式戦7試合連発で、今季37試合29ゴールとした。
【動画】サラー→アーノルド!リバプールの看板スター2人で同点弾
 ただ、リードは長続きせず。38分にFKの流れからティーレマンスに被弾。同点に追いつかれると、45分+3分にもディーニュのクロスからワトキンスにヘッドで叩き込まれる。

 逆転されて後半に入ったアウェーチームは、60分にジョッタがペナルティエリア手前で右足を振り抜くが、惜しくもクロスバーを叩く。それでも直後の61分、サラーの落としを受けたアレクサンダー=アーノルドが自慢の右足でねじ込み、2-2とする。

 その後、ヌニェスとブラッドリーを投入。勝ち越しを目ざすも、相手GKエミリアーノ・マルティネスの好守もあり、チャンスをモノにできない。81分にはディアスも送り込む。

 結局、最後まで3点目を奪えず、2-2でタイムアップ。同じくチャンピオンズリーグで16強入りを決めているビラと勝点1を分け合った。

 主に攻撃的なカードを切ったなか、3日前のウォルバーハンプトン戦(2-1)で強烈なインパクトを残し、スロット監督から絶賛された遠藤は、出番なしで終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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