J開幕戦の大阪ダービーで“理想的なボランチ”を演じた香川真司「こういう選手がいるとチームは楽」

2025年02月14日 サッカーダイジェストTV編集部

何より称賛すべきは…

ボランチとして存在感を示した香川。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 ゴールを奪ったうえに、試合を落ち着かせることができる。ガンバ大阪とのダービマッチ(2月14日)で"理想的なボランチ"を演じたのが、セレッソ大阪の香川真司だ。

 何より称賛すべきは、パスを受ける前のポジショニング。すっと空いたスペースに走り込んでパスコースを作る動きは秀逸で、そういうアクションが味方に余裕をもたらす効果もある。

 ボールを持てば無駄な仕掛けをせず、しっかりと繋ぐ。つまらないボールロストもほとんどなく、「こういうボランチがいると楽」というプレーを存分に見せつけた。

【動画】香川真司→北野颯太のホットライン!C大阪が先制弾
 しかも、52分には攻撃の起点となりつつ、そこからゴール前に進入してこぼれ球を冷静に右足で蹴り込んだ。相手の動きを見て逆をつくシュートテクニックは、香川ならでは。さすがの一撃だった。

 試合は、5-2でC大阪がG大阪に勝利。インパクトでは2ゴールの北野颯太が上だろうが、ボランチ香川が凄みを見せたのも確かである。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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