「前半から一人ひとりのパワーが足りなかった」武藤、大迫、酒井らはなぜベンチ? 神戸指揮官が説明「中2日のACLも大事」【スーパー杯】

2025年02月08日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「スタメンを奪う気持ちのあるプレーを見せてほしかった」

吉田監督が先発メンバーについて言及した。(C)SOCCER DIGEST

 ヴィッセル神戸は2月8日、シーズンの幕開けを告げる『FUJIFILM SUPER CUP』でサンフレッチェ広島と対戦。1点が遠く、0-2で敗戦となった。

 神戸は昨シーズンの主力メンバーである酒井高徳、マテウス・トゥーレル、武藤嘉紀、大迫勇也、扇原貴宏らがベンチスタートで、小池裕太、本山遥といった新戦力を先発で起用した。

 しかし試合は立ち上がりから、なかなか本来のチームの攻撃の形を見せられず。64分に酒井、武藤、大迫を一気に投入するも、流れを変えるには至らなかった。

 試合後、「前半から消極的というか、単純に一人ひとりのパワーが足りなかった。敗戦は申し訳ない」と反省を口にした吉田孝行監督は、今回の先発メンバーを選んだ理由を次のように語った。
【画像】新シーズンの開幕を告げる「フジフィルムスーパーカップ」歴代優勝クラブを一挙紹介!(1994~2024)
「チーム事情で人数が足りていないという状況でもありますし、いま20人しかフィールドにいないという状況。そのなかでの中2日のACLも大事ですし、リーグも開幕していきますし、この過密日程を考えたうえで、いろんなことをトータルして今日のスタメンを決めました」

 またスタートから出場した選手へ期待していたこととしては、「人数は少ないし揃っていない状況。そんななか、それぞれが特徴を見せてほしかったし、スタメンを奪う気持ちのあるプレーを見せてほしかった」と述べた。

 神戸はこの後、中2日で11日にACLEで上海海港と、15日にJ1開幕戦で浦和レッズと対戦する。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【動画】中野のクロスからトルガイが絶妙ヘッド弾!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事