「パターンは大体分かってきました」浦和FW安部裕葵が語る怪我の傾向と対策。状態はかなり向上「31キロは出る」

2025年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レッズに来てから、たぶん1年くらいはリハビリ」

浦和で完全復活を期す安部。写真:鈴木颯太朗

 完全復活が近づいているようだ。

 浦和レッズのFW安部裕葵が、西大伍のYouTubeチャンネルに出演。怪我の予防策を語った。

 かつてバルセロナBに所属していた安部は、2020年に右大腿二頭筋腱を断裂。それ以降は怪我との戦いが続き、23年7月に加入した浦和では、まだリーグ戦の出場はない。

「ここ1年半、レッズに来てから、たぶん1年くらいはリハビリしているんです。レッズに来た時、身体がまだやばかったです」と振り返り、ウォーミングアップや怪我防止のメニューで肉離れをするような状態だったという。
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 苦しい経験を経て"傾向"が掴めるようになった。

「僕の怪我するパターンは大体分かってきました。脱力して抜きに行く瞬間なんですよ。スプリントという感じじゃない。裏拍子で毎回。トラップとか、剥がす時に、上半身を残しながら動きたい。ボールを出して後から走っていく。あの時にやっちゃいますね」

 だからこそ、入念な身体のケアも怠らない。練習開始の約2時間前からマッサージを行ない、骨盤周りや肩、ハムストリングスなどを動かしていると明かす。

 そういった甲斐があり、現在は「31キロは出る」までスピードが戻ってきたという安部。新シーズンでの活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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