「恥ずべきレフェリング」 “渦中”のバルサ会長が疑惑の判定にチクり 「スキャンダルだ」

2025年01月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

問題となったのはクンデが後ろから倒された場面

ヘタフェ戦でのレフェリングに苦言を呈したバルサのラポルタ会長。(C)Getty Images

 不可解なレフェリングに我慢ならなかったようだ。

 バルセロナは現地時間1月18日のラ・リーガ20節、敵地でヘタフェと対戦。7割以上もボールを支配したものの、相手の固い守備を崩せず、1-1のドローに終わった。

 この一戦で物議を醸しているのが1-1で迎えた81分、バルサの右サイドからのコーナーキックのシーンだ。ラフィーニャが蹴り込んだボールはディフレクトしてゴールラインを割ったものの、その流れのなかでバルサのジュル・クンデがペナルティーエリア内で、ヘタフェのMFクリサントゥス・ウチェに後ろからホールディングされる形で倒されたのだ。

 ウチェはほとんどボールを視認できておらず、クンデとのポジション取り争いで後手に回ったために慌てて後ろから抱え込んだようにも見えたが、パブロ・ゴンサレス・フエルテス主審はノーファウルのジェスチャーを示し、VARの介入もなく、すぐに試合が再開された。


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 これに納得がいっていないのは、バルサのジョアン・ラポルタ会長だ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じたところによると、ダニ・オルモとパウ・ビクトルがラ・リーガの選手登録を一時的に解除された問題でサッカー界を大きく騒がせている"時の人"は、次のようなコメントを残している。

「ヘタフェ戦での審判のレフェリングは恥ずべきものだった。クンデに対するPKの笛が鳴らなかったが、これはスキャンダルだ。ペナルティーエリア内でのプレーなのだから、何度も繰り返して確認すべきだった」

 なお、バルサはヘタフェ戦で勝点1に留まった結果、翌19日にラス・パルマスを4-1で下した首位レアル・マドリーとの勝点差が7に広がった。覇権奪回に向けて、早くも黄色信号が灯っている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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