1試合で「ゴールとオウンゴール」の珍記録がまさかきっかけ!? コロンビア代表DFが人気沸騰!

2016年06月16日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

イングランド勢がとりわけ積極的。

6分に同点ゴールを決めたファブラは、その28分後に痛恨のオウンゴールを献上……。まさに天国から地獄を味わったが、欧州のビッグクラブから関心が寄せられている。 (C) Getty Images

 コパ・アメリカのコロンビア対コスタリカ戦で、ゴールとオウンゴールの両方を決めるという大会史上初の珍記録を達成したコロンビアの左SBフランク・ファブラ(ボカ・ジュニオルス)に、ヨーロッパのビッグクラブの関心が集まっている。
 
 コロンビア人らしい陽気な振る舞いと微笑みを見せる25歳のファブラは、代表でもクラブでも、スタメン、途中出場にかかわらず、試合の流れを左右する決定的なプレーを見せる貴重な存在だ。
 
 とりわけ積極的なのはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを筆頭とするイングランド勢で、アトレティコ・マドリーとバレンシアも具体的なオファーを出すべきかどうか検討に入っている。来シーズンはヨーロッパの土を踏んでいる可能性大だ。

コパ・アメリカ・センテナリオ 熱戦の模様はこちら!

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
※当コラムではディ・マルツィオ氏のオフィシャルサイトにも掲載されていない『サッカーダイジェストWEB』だけの独占記事をお届けします。
 
【著者プロフィール】
Gianluca DI MARZIO(ジャンルカ・ディ・マルツィオ)/1974年3月28日、ナポリ近郊の町に生まれる。パドバ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』に所属する。元プロ監督で現コメンテーターの父ジャンニを通して得た人脈を活かして幅広いネットワークを築き、「移籍マーケットの専門記者」という独自のフィールドを開拓。この分野ではイタリアの第一人者で、2013年1月にグアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集めている。
 
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