ドイツ代表指揮官の「鼻ほじり」に続く驚きの行動をTVカメラがキャッチ!

2016年06月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

小さな固体か、あるいは気体か、右手は何かを掴んでいた。

ウクライナ戦で変わった習性を見せたレーブ監督。16日のポーランド戦では指揮官の“手の行方”にも注目だ‼(C)Getty Images

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、少し変わった習性の持ち主なのかもしれない。
 
 EURO2016の大事な初戦、レーブはベンチサイドに立って、ウクライナとの戦いを注視していた。まさかの瞬間は不意に訪れた。
 
 レーブは思わずなのか、右手を自身のズボンの中に滑り込ませる。指先から手首までがすっぽり隠れるくらいまでズボンの中を進んだ右手は、おそらく股間に達していただろう。右手の動きはそこで止まり、感触を少しだけ確かめたようにも見えた。
 
 続いてレーブは右手をズボンから出すと、貴重品が壊れてしまわないようにするかのように、そっと握りしめる。そしてやおらベンチに腰掛けると、握っていた右手を自身の鼻へ。いかにも自然な仕草でにおいをかいだのだ。スペインの日刊スポーツ紙『マルカ』など、各国メディアのウェブ版が伝えている。
 
 TVカメラが捉えたレーブの"生態"は、これだけではない。同じウクライナ戦の途中でベンチに座って戦況を見守るレーブの、またしても右手が伸びる。今度の行き先は身体の前方ではなく後方なので、正面のTVカメラからでは目的地をはっきりとは確認できない。
 
 右手が進んでいるのはズボンの中なのか、外なのか。いずれにしても、お尻の中央部に向かっているようだ。身体を少しよじっているせいなのか、やや歯を食いしばるような表情で、レーブは右手を伸ばす。
 
 少しして、旅の目的を果たしたようだった。ゆっくりと帰還した右手は、小さな固体か、あるいは気体か、何かを掴んでいた。レーブは包装された小さなキャンデーの包みをほどくような仕草の後、やはり右手を鼻へ。視覚で試合の行方を追いながら、嗅覚で右手の収穫物を確かめると、少し驚いたかのように、その固体もしくは気体に目をやった。
 
 レーブの癖と言えば、鼻をほじって、その指先を口元に、というのが知る人ぞ知るこれまでの"定番"だった。今回TVカメラが捉えたのは、新たな生態だ。
 
 一説によると、人は不安を感じたとき、慣れ親しんだにおいをかいだり、身体の一部に触れたりして、落ち着きを取り戻す習性を持っているという。だとすれば、TVカメラが捉えていないというだけで、誰もが変わった癖や生態をどこかで晒しているのかもしれない。レーブを嗤うのは、自分を嗤うようなもの!?
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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