「他のチームにはあまりない感じ」興梠慎三&西大伍が思うJ1連覇・神戸の強さの秘訣「紅白戦が一番激しいらしい」

2025年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に必要としている時にお金を払って、戦力を取っている」

昨季は天皇杯も制して国内2冠の神戸。25シーズンはリーグ3連覇を狙う。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 昨年限りで現役を引退した元日本代表FWの興梠慎三氏が、いわてグルージャ盛岡のDF西大伍のYouTubeチャンネルに出演。J1で連覇を果たしたヴィッセル神戸の強さについて語った。

 2019年から20年まで神戸でプレーした西は、クラブの天皇杯初優勝や初出場のアジア・チャンピオンズリーグでベスト4進出に貢献したが、当時はJ1優勝は難しかったと振り返る。

 これに対して、興梠は神戸の進化に私見を述べる。

「今は、本当に必要としている時にお金を払って、戦力を取っている。他のチームにはあまりない感じがして。『あ、こういうチームが優勝するんだろうな』というのが神戸だから」
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 西もこれに同意し、興梠とともに在籍していた頃の鹿島アントラーズのような強さがあると指摘する。

「今、聞くと鹿島で勝っていた時みたいに、紅白戦が一番激しいらしい。その雰囲気を神戸で作れたっていうのは、サコ(大迫勇也)とか武藤(嘉紀)も凄いし、いろんなタイミングもあるじゃん。その若手がそういう意識になったとか、(23年7月にアンドレス・)イニエスタが抜けたとか。タイミングもあるけど、あいつらがそう思っていったのは、凄い。結局、勝つチームはそうなんだよね。紅白戦が激しくて、練習が一番激しい」

 的確な補強と、選手の練習に臨む姿勢が神戸の強さの秘訣。2人は、そう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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