【J1】5月の月間ベストゴールは名古屋の田口。ロベカルを彷彿とさせる豪快ミドルに決定

2016年06月14日 サッカーダイジェスト編集部

ワールドクラスと呼ぶに相応しいドライブ気味のシュート

5月21日の鹿島戦で素晴らしいミドルを決めた田口。あの場面では「迷わずシュートした」。(C)J LEAGUE PHOTO

 Jリーグは6月14日、5月度の月間ベストゴールを発表。第1ステージ13節の名古屋対鹿島戦で46分に田口泰士(名古屋)が決めたゴールが選ばれた。まさに目の覚めるのようなミドルだったが、Jリーグ選考委員会の総評は以下のとおりだった。

第1ステージ13節 5/21(土)
名古屋対鹿島 46分のミドルシュートからのゴール

<Jリーグ選考委員会による総評>
ダイレクトに決めた縦回転シュート
左からのパスを、右足でボールを止めることなくダイレクトで、ドライブぎみの縦回転をかけた約25mのミドルシュート。ゴール枠外からゴール左上隅に決まる軌道を描き、鹿島のGK曽ヶ端選手も動けないほど美しいスーパーゴールであった。


●Jリーグで観たい、距離のあるミドルシュート
元ブラジル代表のロベルト・カルロス選手を彷彿とさせるようなワールドクラスのシュート。海外リーグでは、このような距離のあるゴールがよくみられるが、世界と伍していくために、Jリーグでもこのような距離のあるミドルシュートをより多く観たい。プロの技術とパワーが詰まったインパクトのあるゴールであった。

 また、初受賞した田口本人は次のようにコメントしている。

<本人コメント>
「僕のゴールがまさか月間ベストゴールに選出されるとは思っていませんでしたし、個人的にも初めての受賞なので、本当に嬉しく思います。あのシーンは永井選手のパスがこれ以上なかったので、迷わずにシュートしました。ボールがゴールに吸い込まれていくような軌道をうまく描いてくれたので、良かったと思います。これからもゴールまでの距離に関係なく積極的にシュートを狙っていきたいです。

 今シーズンのリーグ戦も折り返しが近づいていますが、今後はゴールを奪うだけでなく、しっかりとチームの勝利に貢献し、ファン・サポーターの皆様からの信頼を築けるよう一試合一試合を全力で取り組んでいきたいと思います。これからもご声援宜しくお願いします」


 
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