【EURO2016展望】スペイン×チェコ|スペイン版“MSN”が猛威を振るうか⁉

2016年06月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

韓国戦では3トップが揃い踏みで5得点を奪取。

故障者/スペイン=なし チェコ=なし
出場停止/スペイン=なし チェコ=スヒー

EURO2016
グループD1節
 6月13日(月)/15:00(日本時間:22:00)/トゥールーズ
 スペイン×チェコ
主審:シモン・マルチニアク(ポーランド)
 
 【注目ポイント】
●スペインの新3トップ
●チェコのハイプレスが王者の中盤を封じるか
 
【試合展望】
 両チームはともに、大会前のテストマッチで韓国と対戦している。スペインが6-1で圧勝したのに対し、チェコは1-2で敗戦。単純な比較はできないとはいえ、大会2連覇中の王者スペインが地力で勝るのは間違いない。
 
 その韓国戦で合わせて5ゴールを叩き出したのが、M(モラタ)、S(シルバ)、N(ノリート)の3トップだ。予選では3人が同時にピッチに立った試合は一度もなかったにもかかわらず、見事な連携を披露した。
  
 モラタとノリートは、代表レベルでのビッグトーナメントへ出場するのは初めて。初戦の重圧の中でも実力を発揮できるかどうかが鍵になる。
 
 対するチェコは、得意のハイプレスでスペインのパスの出所を抑えたいところ。とりわけ、司令塔のイニエスタには厳しいチェックが必要だろう。奪ったボールをダリダやロシツキを起点に素早く繋いで、カウンターに持ち込めれば理想的だ。
 
 逆にプレスを掻い潜られるようだと厳しい展開になる。もともと最終ラインが不安定なうえ、ハードマーカーのCBスヒーが出場停止。大量失点を喫する可能性も小さくない。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
【スペイン代表名鑑】選手&監督のデータ&情報が満載!
 
【チェコ代表名鑑】選手&監督のデータ&情報が満載!
 
命運を握るレフェリーにも注目/シモン・マルチニアク
 
トゥールーズとミュニシパルの覚えておきたい歴史や文化
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事