【J1展望】神戸×広島|ノエスタでの対戦は広島に分が。ともに攻撃陣の出来が鍵に?

2016年06月10日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――小川の復帰は好材料。

故障者/神戸=村松、藤谷、岩波、松下 広島=佐々木、森﨑浩、ミキッチ、川﨑
出場停止/神戸=なし 広島=なし

J1リーグ 1stステージ・15
ヴィッセル神戸 サンフレッチェ広島
6月11日(土)/16:00/ノエビアスタジアム
 
ヴィッセル神戸
1stステージ成績(14節終了時):9位 勝点19 5勝4分5敗 20得点・19失点
 
【最新チーム事情】
●6節の福岡戦で負傷した小川が、約1か月半ぶりに戦列復帰できる見込み。
●相馬は別メニュー調整を続ける。間に合わない場合は田中雄が先発か。
●広島とのノエスタでの対戦は、2012年からの3戦では1分2敗と勝利なし。
 
【担当記者の視点】
 ナビスコカップではグループリーグを1位突破するなど好調を維持するも、リーグ戦ではここ4戦(2分2敗)で勝利がない。特に試合ごとにメンバーが入れ替わった攻撃陣は安定せず、沈黙する時間は短くなかった。
 
 ただ、今節は6節の福岡戦で右膝内側側副靭帯を損傷した小川がようやく戦列に復帰できる見込み。また、熊本地震の影響で6月2日に順延開催された7節・鳥栖戦では累積警告で出場停止だったP・ジュニオールも戻ってくる。攻撃陣は現時点でのフルメンバーで戦えるだけに、期待感は膨らむ。
 
 一方、守備陣では相馬が別メニュー調整を続けており、出場回避の可能性が出てきた。代役は田中雄が務めそうだが、左サイドからのアタックはここ数試合で武器になっていただけに、影響は大きい。
 
 また、広島とのノエスタでの対戦では2012年からの3戦で、1分2敗と勝利がない。昨季も0-4で敗れるなど悔しさを味わった。今度こそホームでの意地を見せたいが……。
 

次ページ広島――ミキッチの故障離脱は痛手も、攻撃陣は好調を維持。

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