「しょうもない」。ギリギリのところで決め切れない宇佐美が自分にダメ出し

2016年05月30日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「しょうもない」。ギリギリのところで決め切れない宇佐美が自分にダメ出し

ゴールから見放されている宇佐美。キリンカップで浮上のきっかけをつかめるか。(c)J.LEAGUE PHOTOS

 G大阪がFC東京に0-1で敗れたアウェーゲームを振り返り、宇佐美は攻撃面に課題があるとコメントした。
 
「失点してというよりは、前線がゴールを奪えずに負けた。責任は大きいです。もう少し上手く外しながら組み立てないと。今日はセカンドボールも拾われていたし……」
 
 低いトーンで話す宇佐美は、これでリーグ5試合ゴールなし。8節の福岡戦(4月24日)を最後に、ネットを揺らしていない。代表戦を前に結果を出したかったが、完封負けという最悪の結果に終わってしまった。
 
「フィニッシュに行く前までは悪くないんですけどね。実際に決め切れていない。僕が決めていれば状況が変わっていたかもしれないし、責任は痛感しています。後半のミドルも、慌ててないんですけどね。ぐっと入って行くところもイメージどおりですし」
 
 カットインからシュートまでの流れは確かに悪くない。ただ、気になるのはそのイメージ通りに打ったシュートが枠を捉えていない点だ。
 
「ギリギリのところで決め切れない。本当にしょうもないなあと思う」
 
 6月のキリンカップをきっかけに、本来の調子を取り戻せるか。宇佐美が復調しないかぎり、リーグ制覇の可能性は膨らまない。
 
 
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