横浜はリオ世代不在もシドニー世代が健在! 中村のCKからボンバーヘッド炸裂でホーム初勝利!

2016年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜が中村のCKから3発!

中村のCKから中澤がニアで合わせ、ゴールに流し込んだ。横浜が先制点を奪う。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは5月29日、第1ステージ14節の9試合を開催。日産スタジアムで行なわれた横浜対柏は、3-0で横浜が勝利を飾った。

 13時キックオフの暑さのなかでの戦い。存在感を見せたのは、横浜のベテラン勢だった。

 横浜はこの日、トゥーロン国際に臨んでいるU-23日本代表の富樫、喜田、前田の3人が欠場。とりわけ喜田の不在は開幕から不動の存在だっただけに、横浜にとっては大きな痛手となった。

 序盤から柏がボールを支配するなかで、横浜は劣勢に立たされた。15分には鎌田にポスト直撃のミドルを放たれ、あわや失点の場面も。しかし、柏の攻勢を耐えた横浜は前半終了間際にチャンスを迎える。齋藤のチャンスメイクからCKを奪うと、キッカーは中村。その鋭いキックに、ニアサイドで中澤が合わせた。

「相手は守備が堅いチーム。こういう試合で勝負を決めるのはセットプレーだと思っていた」

 そう語った中澤の今季2ゴール目で横浜が先制。リオ世代が不在のなか、シドニー五輪世代のベテランふたりが健在ぶりを示した。

 前半を1点リードで折り返した横浜は、52分にも中村のCKから齋藤がこぼれ球を鮮やかなワンタッチボレーで叩き込み2-0とする。さらには88分、またも中村のCKの流れから、今度は韓国のリオ世代であるパク・ジョンスが押し込んで3点目を奪う。中村はセットプレーで3得点に絡む活躍を見せた。

 結局、横浜が3-0で柏を一蹴。横浜は2連勝を飾るとともに、ホームでの今季初勝利を飾った。
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