「浦和には彼がいるので」FC東京の遠藤渓太が名古屋戦でとにかく結果にこだわった理由「アウェーの広島戦でも相当思うところはあって。ふざけた日程でしたが…」

2024年09月15日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

名古屋戦では2アシストをマーク

遠藤は名古屋戦で2アシストを決めた。写真:サッカーダイジェスト

 2024年9月14日、FC東京が名古屋グランパスを4-1と下した試合で2アシストを決めたのが途中出場の遠藤渓太だ。2-0で迎えた65分に縦への突破から鋭いクロスで高宇洋のゴールをアシストすると、続く81分には名古屋の守備網を切り裂くスルーパスで仲川輝人の得点をお膳立てした。

「ベンチスタートになって思うところはあったけど、次節からレッズ、マリノスと大事な試合がある状況下で数字を残してアピールするしかなかった。なので、結果を出せて良かったです」

 もう不甲斐ない試合はできない。前節のサンフレッチェ広島戦、台風に翻弄されながらも応援に駆けつけてくれたファン・サポーターに勝利を届けられなかったので、今節の名古屋戦にかける想いは強かった。

「アウェーの広島戦でも相当思うところはあって。ふざけた日程でしたが、それでも来てくれたファン・サポーターがいて。そんなことを経て迎えた大事な試合で勝てて良かったです」
 
 "ベンチスタートになって思うところ"とは具体的に何だったのか。そんな質問が記者から飛ぶと、遠藤は次のように答えた。

「自分のポジションは奪い返すしかないので。次(の浦和戦で)は原口元気がいるので。その次はマリノスだし、結果を残して自分で掴んで、スタメンでやりたかったので。(名古屋戦の2アシストは)良いアピールになったかと」

 ウニオン・ベルリン時代の遠藤は、原口とほぼ毎日一緒にいた。何事にもストイックな原口に大きな刺激を受けたという。苦楽をともにした仲間との再会。浦和戦でのスタメンにこだわった理由のひとつは、そこにある。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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