【ACL】浦和がFCソウルに先勝。宇賀神の"衝撃弾"が決勝点に

2016年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダイレクトで折り返したクロスが、そのままゴールへ。

宇賀神のクロスがそのままゴールへ。これが決勝点になり、浦和がFCソウルを下した。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 ACLラウンド16・浦和対FCソウルの第1戦が5月18日、埼玉スタジアム2002で行なわれ、浦和が1-0で勝利した。

 浦和は現状のベストと思われるメンバーをスタメンで送り出し、普段通りの3-4-2-1を採用。FCソウルは元広島の髙萩を攻撃的MFの一角に据えた3-5-2で挑んだ。

【PHOTO ACL浦和1-0FCソウル】 宇賀神のゴールを守った浦和が先勝。

 立ち上がりから両チームともアグレッシブで、局面で激しく身体をぶつけ合う鍔迫り合いが続いた。試合が動いたのは14分。森脇のロングフィードを受けた宇賀神がダイレクトで折り返すと、これが直接逆サイドのネットに突き刺さる。宇賀神本人が「折り返したが……」と振り返ったように、予想外の衝撃的なゴールでホームチームが先制した。

 その後も、浦和のロングフィードを活かした攻撃は有効で、22分に遠藤のパスで宇賀神が相手最終ラインの裏を取る。さらに、33分には右サイドをワンツーで破り、関根のクロスからチャンスを迎えた。

 守備では、FCソウルのアドリアーノの個人技で何度か危ない場面を作られたものの、GK西川を中心に最後のところで踏ん張り、無失点で前半を折り返した。
 
 後半に入ると、FCソウルはダムヤノビッチに変えてパク・チュヨンを投入。浦和は65分に、攻撃面で精彩を欠いた武藤を下げて駒井をピッチに送り込んだ。
 
 70分も過ぎると中盤が間延びし、ややオープンな打ち合いに。リードしている浦和としては望んだ展開ではなかったものの、前半同様にDF陣が最後のところで身体を張り、GK西川がファインセーブを見せてFCソウルの反撃をしのぎ切った。

 無失点で勝利した浦和は、8強進出に大きく前進。第2戦は、5月25日にFCソウルのホームで行なわれる。
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