レスター、終盤での同点劇で栄光と奇跡のシーズンを締めくくる。岡崎は後半より登場――チェルシー 1-1 レスター

2016年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

岡崎は18試合ぶりにベンチスタート。

チェルシーの猛攻を受けるも、レスターは守備陣が奮闘し、1失点で凌いだ。 (C) Getty Images

 5月15日、プレミアリーグ第38節が行なわれ、岡崎が所属するレスターはアウェーで9位のチェルシーと対戦した。
 
 前節、凱旋ゲームでエバートンに快勝し、試合後は優勝カップを掲げてファンと喜びを分かち合ったレスターは、前シーズンの王者チェルシーとの最終節に、これまでとスタメンを変更して臨んだ。
 
 岡崎は、リーグ戦では18試合ぶりとなるベンチスタート。代わりにキングがメンバー入りし、オルブライトンの代わりにはグレイが左サイドに就いた。
 
 システムは4-2-3-1で、最前線には得点王争いをしているヴァーディーが入った。
 
 試合は序盤から、ホームでのシーズン最終戦を勝利で飾りたいチェルシーが優勢に立つ。ボランチのセスクとウィリアン、ペドロ、アザールの2列目が巧みなパスワークでゲームを動かしながら、再三にわたって相手の最終ラインの背後を狙った。
 
 しかし、レスターのライン操舵によるオフサイドトラップとシュマイケルの好守の前に、ホームチームは再三ゴールに迫りながらも、ネットを揺らすことができずにいた。
 
 一方、30分以降は守勢となって自陣に釘付けにされたレスター。こちらも攻撃では、自慢のカウンターが相手ボランチのマティッチが素早いチェックを怠らなかったことで、鳴りを潜めた。
 
 ほぼ、ハーフコートゲームとなった前半は、しかしスコアが動かないまま終了を迎えた。

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