「本当にいろいろ使える」川﨑颯太は“ビジョントレーニング”の成果を示せるか。再び取り入れたきっかけは「誠二がやってたから」【パリ五輪】

2024年07月22日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

練習前に何やら手を広げて…

川﨑が取り入れているトレーニングメニューについて語った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-23日本代表は現地7月21日、フランス・ボルドーでトレーニングを実施。この練習の直前、ドレッシングルームからピッチに姿を現したDF木村誠二(サガン鳥栖)とMF川﨑颯太(京都サンガF.C.)が、何やら2人で手を広げる動作をしていた。

 これは木村がサガン鳥栖のトレーナーから教わったという動体視力を鍛える"ビジョントレーニング"で、川﨑は今年4月のU-23アジアカップの際に木村が行なっているのを見て、再び取り入れたと明かす。

「勝手に見よう見まねでやっている。アジアカップの時もそうでしたけど、僕も高校生の時のコーチが、そのトレーニングする人だった。僕自身も少しやったことがあったんですけど、最近はやらなくなってきたんで、誠二がやってたからせっかくならやろうかなって感じです」
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 木村はこのメニューのおかげで、クロスにヘディングで合わせる時、「落下地点を読む感覚はだいぶ良くなっている」と語っていたが、川﨑も効果を実感しているようだ。

「本当にいろいろ使えると思いますね。瞬時に首を振って、間接視野で見る力だったり、首を振りながら走っても、身体をぶらさずに走るとか、そういうところには全部通じるものだと思っているんでやってます。

 あと、ぼーっと練習に入ることが少なくなっているかなと思います。脳を動かしてるという感覚があるんで」

 川﨑は、ビジョントレーニングの成果をパリ五輪で示せるか。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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