西尾と木村は迷うところ
パラグアイ戦の推奨スタメン。画像:サッカーダイジェスト
1-1と引き分けたフランスとの強化試合も判断材料にして、パラグアイとのパリ五輪初戦のベストスタメンを考えてみる。システムはアンカーを置く4-3-3で、GKはフランス戦でも好セーブがあった小久保玲央ブライアンだ。
4バックの最終ラインは、押し込まれてピンチの連続だったフランス戦後半"地獄の45分間"を1失点で抑えた4人を推したい。具体的には、右から半田陸、西尾隆矢、高井幸大、大畑歩夢で、フランス戦の経験が活きると信じたい。守備のキーマンはカバーリングが秀逸だった高井か。コンディションが良さそうな半田は左サイドバックもこなせるので、右に関根大輝、左に半田という組み合わせでもいい。
セットプレーで強さを見せる木村誠二も当然、スタメン候補。今回は1対1の守備でより上手さを発揮しそうな西尾をCBの一角に配置したが、ここは迷うところだ。
アンカーは藤田譲瑠チマ。厳しいプレスを掻い潜りゲームを組み立てられるのは彼しかいない。文字通り、チームの心臓だ。
インサイドハーフは山本理仁と三戸舜介。前者はセットプレーで、後者は攻撃の局面で重要な鍵を握りそう。劣勢を強いられた場合は、三戸のミドルにも期待したい。
4バックの最終ラインは、押し込まれてピンチの連続だったフランス戦後半"地獄の45分間"を1失点で抑えた4人を推したい。具体的には、右から半田陸、西尾隆矢、高井幸大、大畑歩夢で、フランス戦の経験が活きると信じたい。守備のキーマンはカバーリングが秀逸だった高井か。コンディションが良さそうな半田は左サイドバックもこなせるので、右に関根大輝、左に半田という組み合わせでもいい。
セットプレーで強さを見せる木村誠二も当然、スタメン候補。今回は1対1の守備でより上手さを発揮しそうな西尾をCBの一角に配置したが、ここは迷うところだ。
アンカーは藤田譲瑠チマ。厳しいプレスを掻い潜りゲームを組み立てられるのは彼しかいない。文字通り、チームの心臓だ。
インサイドハーフは山本理仁と三戸舜介。前者はセットプレーで、後者は攻撃の局面で重要な鍵を握りそう。劣勢を強いられた場合は、三戸のミドルにも期待したい。
3トップは右から平河悠、藤尾翔太、斉藤光毅。平河と藤尾の"町田デュオ"は守備面での貢献度も大きく、前線からプレスをかける際に不可欠な戦力である。平河は単独で局面を打開できるドリブル突破をフランス戦でも披露しており、藤尾は優れたポストプレーでタメを作れる部分を評価しての先発起用だ。
フランス戦を見る限り、細谷にゴールの匂いはしなかった。現状のコンディションならおそらく藤尾のほうが上で、そうした理由から藤尾をスタメンに推す。
テクニシャンの斉藤は崩しの切り札になり得るタレントで、ポジションを争う佐藤恵允より序列が明らかに上。先発から外す理由がない。
パラグアイ、マリ、イスラエルはいずれも個の能力なら日本を上回りそうな印象。フランス戦のように耐える時間帯が多くなる可能性もあるが、粘り強く、根気強く対応してチャンスを迎えた局面でしっかりと決めたい。理想通りに試合運びはできないだろうが、とにかくパラグアイとの初戦で勝点を獲れるか否かが大岩ジャパンの命運を分けるファクターになるだろう。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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