【J1採点&寸評】広島×鳥栖|3つのチャンスで2ゴール!試合を決めたP・ウタカをMOMに

2016年05月10日 サッカーダイジェスト編集部

広島――開始2分の茶島のゴールでペースを握る。

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ピーター・ウタカ(広島)

【チーム採点・寸評】
広島 6.5
試合開始早々に茶島が先制点を奪い、鳥栖にチャンスを与えないままピーター・ウタカの得点でリードを広げた。90分間を通して試合をコントロールし、鳥栖を寄せ付けなかった。
 
鳥栖 4.5
立ち上がりの失点で厳しい展開に。ハイプレスは不発に終わり、サイド攻撃も広島守備陣に弾きかえされ、ぐうの音も出ない完敗を喫した。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
クロスに勇敢に飛び出し、ミスがあってもバタバタせずにポゼッションに貢献した。
 
DF
33 塩谷 司 6.5
効果的に前線へ縦パスを入れて得点の起点になり、要所で対人の強さを発揮して鳥栖の攻撃を止めた。
 
5 千葉和彦 6.5
主体的に動き出して円滑にポゼッションした。守備でも集中して対応。多くのクロスを撥ね返した。
 
4 水本裕貴 6.5
昨季は豊田の高さに屈しセットプレーから失点を喫した。今回は仕事をさせずに面目躍如。
 
MF
14 ミキッチ 6.5(75分OUT)
2点目を演出したクロスの質は抜群。半分以上ミキッチの得点だったと言ってもいいだろう。
 
6 青山敏弘 6
中盤で相手のパスコースを制御。この主将が目立たなくてもいいほど、チームは攻守に上手く回っていた。
 
8 森﨑和幸 6
危険なエリアで身体を張って鳥栖の攻撃を食い止め、プレスを受けても動じることなくパスをつないだ。
 
18 柏 好文 6
得点にはつながるプレーはなかったが、常に相手に脅威を果敢な仕掛けを見せていた。
 
25 茶島雄介 6.5(63分OUT)
こぼれ球を冷静に流し込んで先制点を奪取。浅野が復帰したなか、結果を残して存在感を放った。
 
30 柴﨑晃誠 6
シュートがなかったのは残念だが、守備に献身しながらスルスルと好機に顔を出していった。
 
FW
9 ピーター・ウタカ 7(85分OUT)
3つのチャンスのうち2つを決めた。ボールロストも少なくないが、絶大な存在感を放っている。
 
交代出場
FW
10 浅野拓磨  6(63分IN)
6試合ぶりの出場。シュートは打てなかったが、やはり途中出場した浅野は相手にとって厄介極まりない。
 
MF
16 清水航平 6(75分IN)
きっちりと役割を全う。どんな状況で出場してもハイアベレージのプレーを見せている。
 
FW
22 皆川佑介 -(85分IN)
試合の趨勢は決まっているなかでの出場となったが、ピッチに送られたことが指揮官の信頼の表れ。
 
監督
森保 一 6.5
自分たちのサッカーを90分間体現して勝利を収めた。浅野も戻り、上位追走の態勢が整ってきた。
 

次ページ鳥栖――反撃の手を見出せず。エース豊田もシュートゼロ本に。

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