「狙いを持ってできた」前からのプレスで先制点の起点に! 藤尾翔太がフランス相手にドローで自信「僕たちのプラス部分が多い」

2024年07月18日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

一方で課題もあり…

前線からのプレスで相手のミスを誘い、先制点をもたらした藤尾。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 U-23日本代表は現地7月17日、国際親善試合でU-23フランス代表とフランスのトゥーロンで対戦。1-1でドローに終わった。

 先制点は藤尾翔太のプレスから生まれた。藤尾が前線でミスを誘ってボールを奪った流れから、三戸舜介がヒールパス。これを受けた藤田譲瑠チマが、冷静に右足でゴールネットを揺らした。

 藤尾は「あそこで奪ってショートカウンターで早くゴール前に迫れたっていうのは今までやってきたことなんで、狙いを持ってできたのかなと思います」と手応えを口にした。

 しかし一方で、なかなかボールを保持できず、特に後半は防戦一方の時間が続き、47分に失点。なかなか藤尾にもパスが入らず、思うように攻撃の形が作れない時間が長かった。
【厳選ショット】五輪前最後のテストマッチ!藤田のシュートで先制も最終スコアはドローに!|U-23日本代表 1ー1 U-23フランス代表
「ボールを保持したいと思うがゆえに、縦パスを入れる回数が少なくなったりしていた。後ろでパスを回すシーンも多かったと思うんですけど、背後を取る動きもよくしていたんで、それをセンターバック、中盤ですり合わせて、もっと背後を見てくれれば、もっとゴールに迫れるよとコミュニケーション取れれば、もっと相手のゴールに迫れるかなと思います」

 そう課題を口にした藤尾。ただ、フランス相手に負けなかった自信は力になる。23歳のFWは「ピンチはありましたけど、数字的には引き分けだったですし、オリンピックの開催前にこういうふうにやれたのはすごく僕たちのプラス部分が多い。手応えを感じたんで、次に向けてやりたいなと思います」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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